「参照指定子を再フィット」コマンドと「参照指定子を順序変更」コマンドの強化
Creo Parametric 10.0.0.0
ユーザーインタフェースの場所:
1. ケーブリングアプリケーションで、グラフィックツールバーの
「参照指定子ラベル」(Ref Designator Labels) をクリックします。
2. 以下のいずれかを実行します。
ビデオ
説明
「参照指定子を再フィット」(Refit Reference Designators) コマンドと「参照指定子を順序変更」(Reorder Reference Designators) コマンドが強化されました。
これまでは、「参照指定子を再フィット」(Refit Reference Designators) コマンドと「参照指定子を順序変更」(Reorder Reference Designators) コマンドには、ユーザビリティに関する次のようないくつかの問題がありました。
• 「参照指定子を再フィット」(Refit Reference Designators) コマンドを実行すると予期しない結果が生じることがありました。
• 「参照指定子を順序変更」(Reorder Reference Designators) コマンドを使用する際には参照指定子の代わりに構成部品を選択する必要があることがわかりにくく、「参照指定子を再フィット」(Refit Reference Designators) コマンドと一貫性がありませんでした。
• 「参照指定子を順序変更」(Reorder Reference Designators) コマンドでは、引出線の長さを制御できませんでした。
• これらのコマンドの違いがはっきりしていませんでした。
ユーザビリティに関するこれらすべての問題が修正されました。
• 「参照指定子を再フィット」(Refit Reference Designators) コマンドと「参照指定子を順序変更」(Reorder Reference Designators) コマンドの両方がミニツールバーに追加され、さらに簡単にアクセスできるようになりました。両方のコマンドのツールヒントも更新されました。
• どちらのコマンドも、同じ選択、構成部品、またはラベルに対して作用します。ただし、何も選択されていない場合、操作はすべてに影響します。
• コンフィギュレーションオプション limit_ref_des_label_reorder のデフォルト値は yes に設定されています。同じコンフィギュレーションオプションが「ケーブル表示設定」(Cables Display Settings) ダイアログボックスのチェックボックスとして表示されます。
• 引出線のサイズを制御する新しいコンフィギュレーションオプション cables_reorder_ref_des_len が追加されました。
「参照指定子を再フィット」(Refit Reference Designators) が更新されて画面上でのラベルの配置が改善されました。
利点
この機能強化により、「参照指定子を再フィット」(Refit Reference Designators) コマンドと「参照指定子を順序変更」(Reorder Reference Designators) コマンドのユーザビリティが向上しました。両方のコマンドが同様に機能するようにユーザー操作が統一されました。
追加情報
ヒント: | なし。 |
制限事項: | 既知の制限事項はありません。 |
これは、既存の機能からの置き換えですか? | いいえ。 |
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション: | • ケーブリングで「参照指定子を順序変更」(Reorder Reference Designators) コマンドを使用する際の参照指定子ラベルのデフォルトの引出線長さ (モデル単位) を指定する新しいコンフィギュレーションオプション cables_reorder_ref_des_len が追加されました。 • コンフィギュレーションオプション limit_ref_des_label_reorder のデフォルト値は yes に設定されています。 |