ケーブリング > ケーブリングの使用 > ケーブリングツリーについて
ケーブリングツリーについて
ケーブリングツリーでは、セグメント、位置、バンドル階層、および接続性に従って、さまざまな方法でケーブリングアイテムを表示できます。ケーブリングツリーを使用して論理グループを表示することもできます。
ケーブリングツリーでは、「すべて展開」(Expand All)、「すべて折りたたみ」(Collapse All)、「列を表示または非表示」(Show or Hide Columns)、「ツリー列」(Tree Columns)、「ツリーフィルタ」(Tree Filters)、「タイプによるクエリー」(Queries by type)、「ステートによるクエリー」(Queries by state) の各操作がサポートされています。
ケーブリングツリーでは、次の 3 つのビューにデータが表示されます。
• 「ケーブルビュー」(Cable View) - このビューでは、ケーブル、ワイヤ、編組、ネットワーク、バンドルが階層の最上位に表示され、その下に、スプール、セグメント、位置点などの追加情報がネストされます。
• 「バンドルビュー」(Bundle View) - このビューでは、バンドルが階層の最上位に表示され、その下に、スプール、ケーブル、ワイヤ、およびその他のセグメントがネストされます。このビューでは、アクティブなハーネス内のバンドルとそのコンテンツを簡単に調べることができます。
• 「接続性ビュー」(Connectivity View) - このビューでは、アクティブなハーネスに指定されているすべてのコネクタを表示できます。コネクタとその入力ポートの間にルーティングされているワイヤを表示できます。このビューには参照指定注記も表示されます。接続性ビューを使用することで、アクティブなハーネスの全体的な接続性を簡単に調査および追跡できるようになります。
これらのビューは互いに独立しており、それぞれ固有の列とフィルタのセットがあります。
ケーブリングツリーフィルタ
フィルタは、ケーブリングツリーで選択されているビューだけに適用されます。
ケーブリングツリーは、ケーブル、バンドル、ネットワーク、導線、ワイヤ、位置、ケーブル/バンドルセグメント、スプール、部品、アセンブリ、およびポートによってフィルタできます。
ケーブリングのモデルツリーでのアイコン
モデルツリーには次のケーブリング関連アイコンが表示されます。
アイコン
説明
ケーブルの位置を示します。
現在使用されているハーネスを示します。
現在使用されているサブハーネスを示します。
バンドルを示します。バンドルは、同じ位置を通る 1 つまたは複数のケーブル、ワイヤ、その他のバンドルを含む被覆フィーチャーです。
ケーブルを示します。2 本以上のワイヤを束ねたものがケーブルです。
ルーティングされていない論理データを示します。
ハーネスを示します。ハーネスは、アセンブリ内にケーブルとワイヤを含む部品ファイルです。
マーカーを示します。マーカーは、アセンブリ、メンテナンス、修理の目的でケーブルを識別するために、製造プロセスでケーブル上に配置されるシュリンクラップチューブを表します。
ネットワークを示します。ネットワークは、ケーブルのルーティングプロセスを自動化するためのデフォルトパスを定義する位置の集まりです。
ネットワークパスを示します。ネットワークパスは、ネットワーク内で定義されているパスです。パスに特定のケーブルまたはワイヤを関連付けて、ネットワークへのルーティングをさらに制御します。
不完全なケーブルまたは破断ケーブルを示します。
セグメントを示します。
剛性収縮を示します。剛性収縮は、内部に複数のケーブルとワイヤをルーティング可能な被覆フィーチャーです。
サブハーネスを示します。サブハーネスは、ハーネス部品のサブセットです。
テープを示します。
留め具を示します。留め具は、1 つのケーブルまたはいくつかのケーブルをまとめて留める場合に使用します。
現在使用されている依存ハーネスを示します。
依存ハーネスを示します。
そのハーネスがフレキシブルアセンブリの子であることを示します。
分岐テープを示します。
リボンケーブルを示します。リボンケーブルは、フラットな同一平面上に複数の導線が並んだ、フラットで幅広のケーブルです。
不完全なリボンケーブルまたは破断リボンケーブルを示します。
ワイヤを示します。
不完全なワイヤまたは破断ワイヤを示します。
導線を示します。
不完全な導線または破断導線を示します。
編組を示します。ケーブリングの編組フィーチャーを使用することで、複数レベルのケーブルをグループ化して複数レベルのケーブルの階層を把握することができます。
論理データからインポートされたスプールを示します。
Creo で作成されたスプールを示します。
接続性ビュー内のコネクタを示します。
接続性ビュー内のポートを示します。
端子を示します。
参照指定注記を示します。
これは役に立ちましたか?