溶接フィーチャー

• 「溶接定義」(Weld Definition) ダイアログボックスで溶接タイプとして「溶接フィーチャー」(Weld Feature) を選択することで溶接フィーチャー溶接を手動で作成する

ソリッド圧縮モデルおよび中間サーフェス圧縮モデルで溶接フィーチャーを使用して結合を作成できます。Creo Parametric Welding アプリケーションを使用して作成された次のタイプの溶接を使用して、シミュレーション溶接フィーチャーオブジェクトを作成できます。

メッシュ作成時には、図 2 に示すように、ソリッド溶接オブジェクトにはソリッド要素が作成されるのに対し、サーフェス溶接オブジェクトはシェルに圧縮されます。同じモデルが中間サーフェスに圧縮された場合、溶接フィーチャーの境界が延長されてモデルの中間サーフェス上に投影されてインプリントされます。中間サーフェス上に "投影された" これらの境界の間に溶接結合が再作成されます。たとえば、以下の図 3 では、フィレット溶接の境界を定義するカーブが (サーフェス溶接とソリッド溶接の両方の) 中間サーフェスに投影され、これらの中間サーフェスの間に新しいフィレット溶接が作成されています。

図 1

1. サーフェスフィレット溶接

2. ソリッドフィレット溶接

図 2

1. シェルに圧縮されたサーフェスフィレット溶接

2. ソリッド要素を使用してメッシュされたソリッドフィレット溶接

図 3

1. モデルの中間サーフェス

2. 投影された新しいフィレット溶接要素

サーフェスグルーブ溶接を定義するエッジカーブも中間サーフェス上に投影されます。中間サーフェスの間に新しいサーフェスが作成されます。これを次の図に示します。この例では、中間サーフェスが整列しているものとします。溶接サーフェスは部分的にこれらの中間サーフェスと重なっています。中間サーフェスが整列していない場合、溶接サーフェスは中間サーフェス上の元の溶接エッジのインプリントを結合します。

1. 元のグルーブ溶接サーフェス

2. モデルの中間サーフェス

3. 投影されたグルーブ溶接サーフェス

1. 新しいグルーブ溶接サーフェス

2. 元のグルーブ溶接サーフェス

ソリッドモデル圧縮でサーフェス溶接フィーチャー溶接結合が使用されている場合、シェル要素の配置には元のキルトサーフェスが使用されます。