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パイプラインについて
仕様駆動パイプライン
仕様駆動パイピングシステムの設計は、 「パイプを作成」(Create Pipe) コマンドを使用して仕様駆動パイプラインを作成することにより、開始できます。パイピングアセンブリの各パイプラインは、「パイプラインを作成」(Create Pipeline) ダイアログボックスと、「剛体パイプ」(Rigid Pipes) グループおよび「製造」(Fabrication) グループを使用して作成します。
非仕様駆動パイプライン
Piping は、パイプラインを直線またはフレキシブルとなるパイプセグメントのセットとして定義します。パイピングシステムは通常、分岐のないパイプセグメントのチェーンで構成されるいくつかのパイプラインから構成されています。前もって必要なパイプラインを宣言し、次にルーティングに必要なパイプラインを選択できます。
パイプラインはアセンブリフィーチャーとして保存されます。サブアセンブリで、カレントの簡略表示レベルの構成部品を参照しながらパイプラインをルーティングし、修正できます。サブアセンブリは、アセンブリモードと同じ機能を使って作成、削除できます。
パイピングシステムを定義するには、ライン素材、パイプラインパラメータ、使用可能なライン形状、コーナータイプなどの特性を指定します。
パイプセグメントにライン素材を指定する場合、材料、外径、ライン形状、コーナータイプなどのパイプパラメータを定義します。ライン素材パラメータはライブラリのファイルに保存されます。
各パイプラインには、パイプ名、パイプ内を流れる液体や気体のタイプ、そして流れ方向や圧力のようなユーザー定義パラメータを定義する一連のパラメータがあります。
Piping でのパラメータの使用には、以下の規制があります。レポートリレーションでは、64 文字以上のパイピングレポートパラメータは使用できません。
パイプセグメントのライン形状はさまざまです。直線 (剛体)、フレキシブル、または直線とフレキシブルの組み合わせのいずれかです。継ぎ手を残すときやバルクヘッドを貫通するときなど、ホースをルーティングしていて、短い断面の接触を制御する必要がある場合に、組み合わせのセグメントを使用します。
コーナー継ぎ手を指定します。コーナーは、適合、マイタまたはベンドできます。
非仕様駆動パイピングシステムを作成するには
1. パイピングアセンブリを開くか、新しいパイピングアセンブリを作成します。
2. 「アプリケーション」(Applications) > 「パイピング」(Piping) の順にクリックします。
3. 「パイプを作成」(Create Pipe) をクリックします。「パイプライン名を入力」(Enter PIPE LINE name) ダイアログボックスが開きます。
4. パイプラインの名前を入力して、Enter キーを押します。
5. 「ライン素材名」(LINE STOCK NAMES) メニューからオプションを選択します。
「作成」(Create) - 新しいライン素材を作成するためのプロンプトが表示されます。
既存のライン素材 - 既存のライン素材をメニューから選択します。
「読み取り」(Read) - 「ファイルを開く」(File Open) ダイアログボックスが開きます。ライン素材を選択して「開く」(Open) をクリックします。
6. 「OK」をクリックします。
7. パイプラインをルートし、その間に分岐を追加します。ルーティング中は、パイプラインセグメントは連続である必要はありません。個別のセグメントを作成し、後で中間セグメントを使用してそれらを接続するか、または非接続のままにすることができます。
8. 継ぎ手を挿入します。
9. ソリッドパイプを作成します。
10. 必要に応じてモデルを抽出し、装置やアセンブリ構成部品を持つパイプラインを検索します。