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依存断面を独立させるには
依存断面は親スケッチフィーチャーと完全なアソシエティビティがあります。依存断面を再定義すると Creo によってロールバックされ、親スケッチフィーチャーですべての変更を行うことができます。依存断面が親スケッチフィーチャーにリンクされます。以前に参照したスケッチフィーチャーをほかのスケッチベースフィーチャーの参照として使用できるので、親スケッチフィーチャーを変更する必要はありません。この場合、スケッチベースフィーチャーを再定義するためには、依存断面を独立させる必要があります。
1. グラフィックウィンドウまたはモデルツリーで、依存断面を使用するスケッチベースフィーチャーを選択し、右クリックしてショートカットメニューの 「定義を編集」(Edit Definition) を選択します。スケッチベースフィーチャーツールが開き、フィーチャーがハイライトされます。
2. スケッチを表示するタブをクリックして、「リンク解除」(Unlink) をクリックします。「リンク解除」(Unlink) ダイアログボックスが開き、依存断面と親スケッチフィーチャーとの間の関連が解除されることが通知されます。
3. 「OK」をクリックします。関連が解除され、スケッチフィーチャーの参照が、新しい独立した断面にコピーされます。これにより、参照をベースとして使用してさらに再定義を行うことができます。タブ上では「リンク解除」(Unlink)「編集」(Edit) に置き換わります。
 
*注記 独立した断面の親フィーチャーとしてスケッチフィーチャーを選択した場合、「断面選択」(Section Selection) ダイアログボックスが開き、選択したスケッチフィーチャーが独立した断面になることが通知されます。この場合、「キャンセル」(Cancel) をクリックします。
4. タブで、「編集」(Edit) をクリックします。「スケッチ」(Sketch) ダイアログボックスが開き、断面参照が表示されます。必要に応じてこれらの参照を変更できます。グラフィックウィンドウ内から「内部スケッチを編集」(Edit Internal Sketch) ショートカットメニューコマンドを使用することもできます。
5. 「スケッチ」(Sketch) をクリックします。スケッチャーが開いたら、必要に応じて断面を再定義します。完了したら、「スケッチ」(Sketch) タブの 「OK」をクリックします。スケッチャーが終了し、新しい断面がハイライトされます。
6. 「スケッチ」(Sketch) ダイアログボックスの「OK」をクリックします。ダイアログボックスが閉じ、グラフィックウィンドウにフィーチャーのプレビュージオメトリが表示されます。
7. 必要に応じて、続けてスケッチベースフィーチャーの再定義を行います。
8. 終了した後、 をクリックします。新しい独立断面を使用してスケッチベースフィーチャーが再定義され、ツールが閉じます。新しい独立した断面が一意な名前でモデルツリーに表示されます。
 
*注記 モデルツリーでいつでも断面のタイプを指定できます。依存断面には親スケッチフィーチャーと同じ名前がつきます。独立した断面には一意な名前がつきます。