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GD&T Advisor のバージョン情報
概要
Sigmetrix の GD&T Advisor は Creo Parametric に統合されているアプリケーションであり、GD&T を設計モデルに適用する際に次のような面で利点が得られます。
作成 - 3D モデル環境で、機能的および構文的に正確な GD&T を効率的かつインテリジェントに適用できます。
検証 - GD&T の表示と機能を評価できます。
教育 - 広範なヘルプコンテンツと情報豊富なツールヒントによって、GD&T のコンセプトを容易に理解できます。
再使用可能性 - 図面作成、公差解析、コンピュータ支援検査などの下流工程のプロセスで、インテリジェントな CAD ネイティブのアノテーションを使用できます。
GD&T Advisor は ASME Y14.5-2009 および ISO 2011:2012 (とその関連) 規格をサポートしています。
対象のヘルプページ
次のヘルプページをよく読んで内容を理解しておいてください。
GD&T の概要 - GD&T の規則とコンセプトについての一般的な情報が掲載されています。
ユーザーインタフェースとワークフロー - GD&T Advisor のユーザーインタフェースおよび一般的なアプリケーションワークフローについて説明しています。
入門チュートリアル (ASME)入門チュートリアル (ISO) - このチュートリアルでは、GD&T Advisor を使用して単純な部品に GD&T を定義するプロセスをステップに従って実行します。部品に対して GD&T Advisor を使用する前に、このチュートリアルを一通り実行しておいてください。
共通の代替ワークフロー - いくつかの共通の代替ワークフローについて説明しています。
制限事項 - ASME Y14.5-2009 および ISO 2011:2012 は非常に広範で複雑であるため、これらの規格の一部の分野は完全にはサポートされていません。このドキュメントでは GD&T Advisor に関する制限事項について説明しています。GD&T Advisor の使用方法について理解するためには、この情報を確認しておく必要があります。
用語の使用
ASME および ISO GPS 公差規格には関連する多数の専門用語があります。これらの用語を正しく理解することが重要なので、このドキュメントには用語集が含まれています (用語集を参照)。同じような概念を表すのに ASME と ISO では異なる用語が使用されていることがあります。ただし、GD&T Advisor では両方の規格に同じユーザーインタフェースとドキュメントが使用されているため、ISO GPS のコンテキストでも、このアプリケーションとドキュメントでは全体として ASME の用語が使用されている場合があります。たとえば、ISO GPS では ASME のデータム参照枠とほぼ同じ意味でデータム系という用語が使用されますが、このアプリケーションとドキュメントでは全体としてデータム参照枠が使用されています。したがって、ISO 公差規格で作業を行っている場合、データム参照枠は ISO のデータム系を指しています。