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モデルツリーについて
モデルツリーは、データムと座標系を含む部品ファイルのすべてのフィーチャーのリストです。部品ファイルでは、モデルツリーに部品ファイル名が表示され、その部品の各フィーチャーがその下に表示されます。アセンブリファイルでは、モデルツリーにアセンブリファイル名が表示され、そこに含まれる部品ファイルがその下に表示されます。
モデル構造は階層 (ツリー) 形式で表示され、ルートオブジェクト (カレントの部品またはアセンブリ) がツリーの最上位に表示され、その下位に従属オブジェクト (部品またはフィーチャー) が表示されます。複数の Creo Parametric ウィンドウが開いている場合、モデルツリーの内容にはカレントウィンドウのファイルが反映されます。
モデルツリーには、カレントファイルの関連フィーチャーレベルまたは部品レベルのオブジェクトだけがリスト表示され、フィーチャーを構成するエンティティ (エッジ、サーフェス、カーブなど) はリスト表示されません。
各モデルツリーアイテムには、たとえば非表示、アセンブリ、部品、フィーチャー、データム平面 (フィーチャーも) など、オブジェクトタイプを反映するアイコンが含まれています。このアイコンは、フィーチャー、部品、またはアセンブリについて、抑制または未再生など、表示または再生ステータスも表示します。
デフォルトでは、モデルツリーは Creo Parametric メインウィンドウにあります。ツールバーの をクリックすると、モデルツリーの表示と非表示が切り替わります。モデルツリーの外観をカスタマイズするには、「設定」(Settings) をクリックします。
モデルツリーのすべての情報はテキストファイル (.txt) として保存できます。後でこのファイルを印刷したり、テキストエディタにインポートしてレビュー用にフォーマットしたり、Microsoft Excel にインポートしたり、スクリプトを適用したりすることができます。モデルに関する選択情報を表示するモデルツリーに列を追加できます。
モデルツリーでの選択操作は、オブジェクトからアクションへの順番で実行します。モデルツリーでは、最初に操作内容を指定せずに、オブジェクトを選択します。構成部品、部品、フィーチャーはモデルツリーを使用して選択できます。フィーチャー (エンティティ) を構成する個別のジオメトリは選択できません。エンティティを選択するには、グラフィックウィンドウで選択する必要があります。
デフォルトで、モデルツリーには各埋め込みデータムが、最後に作成されたアイテムを先頭に作成された順序でフィーチャーサブノードとして表示されます。フィーチャーでは、埋め込みデータムおよびモデルツリーのその他のサブノードの表示順序は、スケッチ、アノテーション、埋め込みデータム、変位フィーチャーまたはパターンフィーチャーの順になります。パターンフィーチャー、ミラーフィーチャー、または移動フィーチャーは、データムフィーチャーを埋め込むと自動的にグループ化されます。モデルツリーで、これらのフィーチャーにはパターン、ミラー、移動などのツール名を含むラベルが表示されます。埋め込みデータムフィーチャーは、その他すべてのグループメンバーの上に、グループヘッダーのサブノードとして表示されます。非同期データムとその各フィーチャーがモデルツリーにフィーチャーサブノードとして表示されます。モデルツリーでドラッグアンドドロップを使用して、スタンドアロンデータムを埋め込みデータムに変換したり、埋め込みデータムをスタンドアロンデータムに変換したりすることができます。