キャッチとキャッチモード

キャッチとは、カーソルがキャッチ (またはスナップ) する対象を指定するために使用するツールのことです。デフォルトのキャッチモードは Creo Elements/Direct Modeling によって自動的に設定されますが、ユーザはこのキャッチモードを必要に応じて変更することもできます (たとえば、アクティブでないワークプレーン上で頂点をキャッチする場合など)。キャッチ機構を初めて使用する場合は、本項の最後にある例題を実習してみることをお勧めします。

キャッチツールを使用してほかの要素に隠れている 3D 座標を指定する際に、検索選択を使用できます。

アクティブなキャッチ設定は、Creo Elements/Direct Modeling でステータスバーの (単位ウィンドウの隣の) キャッチウィンドウに表示されます。

キャッチは、座標を使う操作 (たとえば、ほとんどの 2D 操作) で位置を指定するために使用するツールです。Creo Elements/Direct Modeling が設定する (2D または 3D の) デフォルトのキャッチモードは大半の操作で有効ですが、Creo Elements/Direct Modeling によって何がキャッチされるか正確に制御する場合は、ユーザが「キャッチ」を設定する必要があります。以下に、キャッチモードを設定する必要がある場合の例をいくつか示します。

• プロファイルの作成時に、アクティブでないワークプレーン上の頂点をキャッチする場合

• 交点、頂点、グリッド点などの点について、これらの点の上に他の要素が重なっていても、その点を正確にキャッチする場合、キャッチモードを設定する必要があります。たとえば、グリッド点のキャッチでは、キャッチ範囲内に交点または頂点があったとしても、グリッド点をキャッチすることができます。

ツールバーを右クリックして、キャッチをオンにするか、ステータスバーのキャッチウィンドウをダブルクリックします。