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デフォルトキャッチモードと次のキャッチのみモードの設定手順
キャッチモード「デフォルト 2D」と「デフォルト 3D」は、キャッチを使用するあらゆる 2D 操作と 3D 操作で使用されます。これらの設定を変更した場合、それ以降の操作では新しい設定が使用されるようになるので、変更時には十分注意してください。
キャッチ設定は、「キャッチ」オプションボックスの表示後に、右側のカスケードボタンをクリックして行います。
すべての 2D 操作によって使用されるキャッチモードを設定 する場合は、「デフォルト 2D」をクリックします。
すべての 3D 操作によって使用されるキャッチモードを設定 する場合は、「デフォルト 3D」をクリックします。
次のクリックでのみ使用されるキャッチモードを設定する 場合は、「次のキャッチ」をクリックします。
たとえば複雑なプロファイルの作成中に、複数のパーツ上の複数の点をキャッチしてアクティブなワークプレーンに投影する場合は、「デフォルト 2D」を使用します。この場合、複数のパーツ上の複数の頂点に対する複数の操作で数回キャッチを行い、それらの点をアクティブなワークプレーンに投影する必要があります。プロファイルの作成後は、この設定を解除しなければなりません。
一方、複雑なプロファイルの作成中に、1 個のパーツ上の 1 個の頂点をキャッチしてアクティブなワークプレーンに投影する場合は、「次のキャッチ」を使用します。この場合、この種類の要素を 1 回キャッチするだけでよいからです。1 回キャッチした後は継続設定キャッチモードに戻ります。
デフォルトのキャッチの動作
Creo Elements/Direct Modeling により、操作の種類 (2D または 3D) に従って、自動的にキャッチモードが設定されます。
2D の場合、Creo Elements/Direct Modeling はアクティブなワークプレーン上の図形要素をすべてキャッチし、その点をワークプレーン上に投影します。
3D の場合、Creo Elements/Direct Modeling はすべてのワークプレーンとパーツ上の図形要素をすべてキャッチします。
デフォルトのキャッチ機構 (「全て」) は、キャッチ範囲内にキャッチ可能な要素が 2 個以上ある場合、次のキャッチ優先順位に従って処理を行います。
1. キャッチ範囲の中心に最も近い 2D の頂点
2. キャッチ範囲の中心に最も近い 3D の頂点
3. キャッチ範囲の中心に最も近い 2D の交点
4. キャッチ範囲の中心に最も近い (ワークプレーン上の) グリッド点
5. キャッチ範囲の中心に最も近い 2D の稜線
6. キャッチ範囲の中心に最も近い 3D の稜線
7. キャッチ範囲の中心に最も近い面
8. アクティブなワークプレーン上のクリックされた点