「パーツ & アセンブリ」グループ (「構造」タブ) で「コピー」コマンドを使用して、既存のアセンブリとパーツのコピーを正確に作成することができます。複写されたパーツまたはアセンブリは、複写元と全く同じになります。ただし、複写元または複写のいずれを編集しても、他方のパーツは変更されません。

できれば、パーツは複写するより共有することをお勧めします。パーツの同一のインスタンスがモデルに 1 つ以上ある場合は、特に共有をお勧めします。共有する方法を取れば、1 つのパーツを変更するだけで、このパーツを共有するインスタンスは、すべて自動的に更新されます。パーツを複写して後で編集が必要になった場合、そのパーツのすべてのインスタンスを変更する必要があります。

アセンブリをコピーする場合は、可能なかぎり、「コピー作成」ダイアログボックス (「構造」 > 「コピー」の順にクリック) の「1 レベル」オプションを使用します。これにより、選択したレベルのデータ構造のみがコピーされ、そのレベルより下の子パーツおよびアセンブリはすべて共有されます。このオプションを使用しない場合、選択したアセンブリの複写レベルが深くなり、Creo Elements/Direct Modeling で子パーツとアセンブリのツリー全体が複写されることになります。

Creo Elements/Direct Modeling では、直線状、放射状、あるいはユーザ定義のオフセットを指定して、一連の複写を作成できます。オフセットを指定しなければ、複写が完全に複写元に重なります。