シート形状の編集

板金パーツ上で穴開けツールと絞りツールを使った操作を行うたびに、新しいシート集合体が作成されます。板金パーツの設計変更がこれらの集合体に影響を及ぼす場合、シート集合体の置き換え、別の位置への移動、複製、または削除を行うことが必要な場合があります。

1. 「Sheet Metal」をクリックしてから「シート編集」グループで

「集合体」の隣の矢印をクリックします。

「編集」をクリックします。「集合体の編集」ダイアログボックスが開きます。

◦ 複数の集合体を選択するには、「ツールを選択してください」を使用するか Shift キーを押しながらクリックします。

◦ ビューポートで 1 つの集合体を選択します。他の同じタイプの集合体をすべて選択するには、「すべて類似」をクリックします。

◦ 「すべてのタイプ」ボックスでオプションを選択し、同じタイプのすべての集合体を選択します。

「すべてのタイプ」ダイアログボックスでは、曲げおよびコーナ割れ止め全般が検出されます (特定の集合体の属性を除き、これら「ソリッドで新規」コマンドを使用した板金パーツの作成時、または外部データのロード時に表示されます)。

このコマンドは、マイタ曲げ割れ止めおよびマイタコーナ割れ止めでは機能しません。

4. 「新規ツール」セクションの「工程」、「ツールタイプ」、および「ツール」を使用して、新しい集合体を選択します。

5. 単一の集合体を選択する場合、必要に応じて、「位置」および「角度」を変更できます。

6. 「パーツチェック」をクリックし、操作後にパーツチェックを実施します。

「新規ツール」の下で、「デフォルト」をクリックして、パラメータをデフォルト設定に戻すか、「現在の設定」をクリックして、パラメータを現在保存されている値に戻します。

をクリックして、操作を完了します。

移動するシート集合体は、アクティブなワークプレーンの中になければなりません。

シート集合体を別のワークプレーンに移動することはできません。

シート集合体をシートの範囲外に移動することはできません。

絞りツールで作成したシート集合体は複製できません。さらに、選択したグループに 1 つ以上の絞りツールで作成した集合体が含まれている場合、複製操作は実行できません。

1. 「Sheet Metal」をクリックしてから「シート編集」グループで

「集合体」の隣の矢印をクリックします。

「移動」をクリックします。「集合体の移動」ダイアログボックスが開き、Creo Elements/Direct Sheet Metal でシート集合体を選択するよう要求するプロンプトが表示されます。

3. シート集合体に属する面をクリックするか、構造一覧で集合体を選択します。Creo Elements/Direct Sheet Metal で、クリックしたシート集合体がハイライトされます。複数のシート集合体を指定するには、「選択」ツールを使用します。

5. 「参照位置使用」をオンにして、シート集合体の現在の位置を移動操作の参照位置として使用します。「参照位置使用」がオフの場合、参照位置を明示的に選択する必要があります。

7. 複数の複製を作成するには、複製する数を「繰り返し」データ入力フィールドに入力します。

「繰り返し」を使用する場合、複製されたものは、等距離かつ参照位置と目的の位置で定義した内容と同じ方向に表示されます。

8. 必要に応じて、2D コパイロットを使用して参照位置を指定します。選択した参照位置が視覚的フィードバックで表示され、カーソルを移動して適切な目的位置を指定する手順が示されます。

10.

をクリックして、操作を完了します。

シート集合体を複製するには、上記と同じ手順を実行し、「集合体残す」をクリックしてオンにします。複数のシート集合体を複製または移動するには、「選択」ツールを使用します。

1. 「Sheet Metal」をクリックしてから「シート編集」グループで

「集合体」の隣の矢印をクリックします。

「削除」をクリックします。Creo Elements/Direct Sheet Metal で、シート集合体を指定するようプロンプト表示されます。

3. シート集合体に属する面をクリックします。Creo Elements/Direct Sheet Metal で、クリックしたシート集合体がハイライトされます。複数のシート集合体を指定するには、「選択」ツールを使用します。

をクリックして、操作を完了します。

板金パーツに部分的にしか存在しない集合体は削除できません。その代わりに、マシニング操作を実行する必要があります。