コンポーネントが追加されると、そのコンポーネントがフィットするプレートと入れ子が切り取られて、"オーバーサイズ" 値で穴/スロットが作成されます。

さまざまなコンポーネントの定義については、 コンポーネント ライブラリを参照してください。また、一部のコンポーネントに適用される規則については、 コンポーネント規則の実現を参照してください。

同じ手法を使用して、モールドに別のコンポーネントを追加します。

コンポーネント一覧は、複数のコンポーネント グループが表示された状態で開きます。+ をクリックして、一覧のコンポーネントグループを開き、コンポーネント タイプを選択します。

コンポーネントを選択するカタログを修正します。デフォルトでは、初期モールドベースを構築するときに使用したカタログが修正されます。

位置

プレートまたは入れ子上で、面を選択してコンポーネントの開始面を定義します。コンポーネントは特定のプレート/入れ子に固定され、その後のプレートまたは入れ子への修正はコンポーネントにも影響を与えます。この面に、点が作成されたり、ワークプレーンが投影されます (次のセクションの「点/ワークプレーン」オプションを参照してください)。エジェクタの場合、この面が自動的にプレート 6 の底面として定義されます (修正可能)。

位置: 位置決めダイアログボックスにアクセスして、コンポーネントの位置を決めます。

コンポーネントのパラメータ

コンポーネントとカタログに依存します。つまり、HASCO カタログでは異なるタイプのスクリューになります。

コンポーネントはカタログ No. を使って選択できます。また、カタログ No. は他の手法で選択したコンポーネントも反映し、非標準寸法に対しては非標準になります。エジェクタの場合、このパラメータは S1 の下の「長さ」パラメータボックスの「L Proj」オプションまたは「L To」オプションを使用して、次の標準長さを自動的に反映します。

このボタンをクリックすると、コンポーネント パラメータ スキームのアクティブおよび非アクティブを切り替えます。

「参照」は選択面上に位置決めされたコンポーネントのパーツです。

主要パラメータの前には「*」が付けられています。

特定のコンポーネントの場合、「図形」パラメータと「オーバサイズ」パラメータをまとめてグループ化します。それぞれの値の意味については、パラメータスキームを参照してください。

選択したコンポーネントごとに指定可能なパラメータを以下に示します。

値の右にある矢印を使用して (使用可能な場合)、このパラメータの標準値を選択します。この値はコンポーネントの主要寸法にもなります。この値には、パラメータスキームで「*」が先頭に付けられます。各主要寸法には、カタログごとに自動的に定義される寸法のセットがあります。主要寸法を選択すると、標準寸法のセットも選択され、同時に前のグループの「カタログ No.」パラメータが更新されます。

「 長さ」はコンポーネントの長さを制御します。

「 方向」フィールドは入力が定義済みであることを表示するためだけのものです。ボタンを押すと、サブダイアログボックスが表示されます。

V: コンポーネント方向とモールド座標系の XY 平面の間の角度。

H: モールド座標系の XY 平面と ZX 平面へのコンポーネント方向の投影の角度。

Z: コンポーネント方向に対するコンポーネント回転角度。

オフセット: コンポーネント方向の、開始平面からコンポーネントの開始点までのオフセット。

オーバーサイズ (穴クリアランス) 寸法をグループ化します。オーバーサイズ値 (オリジナル パラメータに追加される値) が存在するパラメータの名前が含まれます。デフォルトのオーバーサイズ値は特定のカタログに従って決定されます。

オンの場合、コンポーネントのグループが入れ子サブ アセンブリのすべての入れ子にコピーされます。

この場合、コンポーネントは、その入れ子が含まれるサブアセンブリが所有するコンポーネント サブアセンブリに追加されます。

このオプションは、コンポーネントのグループが 1 つだけ入れ子を切り取った場合にのみアクティブです。

「全 Ins」チェックボックスの状態はコンポーネントグループデータとともに保管されます。

トリム: サーフェイスでエジェクタをトリムします。最大交差点により、各エジェクタ長さが定義されます。

直交トリム: エジェクタはトリムされません。最小交差点により、各エジェクタの長さが定義されます。

すべてのエジェクタの長さが同じではない場合、各コンポーネントは個別のグループとして追加されます。

H7 は最小交差点により定義されます。