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既知の問題
ダイナミックモデリングと Creo Elements/Direct Machining との干渉
ダイナミックモデリング機能でモデルを編集した場合、Creo Elements/Direct Machining モジュールは、編集操作により無効化されたすべての Creo Elements/Direct Machining 集合体を再検証しようとします。通常、集合体は何も問題がないことが明確に検証されるか、またはこれ以上の検証ができないほど破損しています。
CoCreate Modeling 2002+ で、上記の規則に 1 つの例外が追加されました。正面や背面の面取りを行った穴を、集合体延長オプション (現在はデフォルト) を用いて認識集合体として移動すると、ダイナミックモデリング処理により面取りが再作成されます。ただし、これらの再作成された面取りは、Creo Elements/Direct Machining 集合体の一部ではなくなっています。Creo Elements/Direct Machining モジュールは、こうした分離現象に対処するため、集合体の始点を移動し、集合体から面取りを削除します。
上記の方法で編集したモデルがあり、この「データ損失」を「修復」したい場合は、以下の手順を実行します。
1. 計測機能を使用したり、編集を開始するなどして面取りを照会し、面取りに関するパラメータを確認します。
2. モデルから面取りを削除します。
3. 穴集合体を修正します。始点および面取りを再指定する必要があります。面取りの角度と深さがゼロである場合は、最初に角度を指定してください。これは、深さが指定されていても角度がゼロの場合には面取りを実行できないためです。