新しく作成する Annotation には、Annotation をカタログに登録するための "インデックス" が追加されます。インデックス番号は、デフォルトで自動的に生成されますが、この動作を切り替えることができます。各インデックスは Annotation オーナに対して一意です。

Annotation に次の変更を加えると、インデックスが変わることがあります (通常の場合、番号が 1 つ増えます)。

インデックスの更新のデフォルト設定を編集すると、更新時の動作の一部を変更できます。

次の場合、インデックスは変更されません。

インデックスの編集や番号の付け替え、あるいは特定のオーナの Annotation に対する別の開始インデックスの指定を行うことができます。また、インデックス エントリの表示をオフにすることもできます。

インデックスの外観は新しいインデックスについてデフォルトで設定できますが、既存のインデックスについても設定できます。Annotation ラベル上のインデックスの位置、インデックスの周りの枠、およびインデックスの色とサイズを指定できます。

インデックス番号は自動的に割り当てられますが、Annotation に別のインデックス番号を割り当てることができます。Creo Elements/Direct Modeling では、すでに使用中のインデックス番号を割り当てる場合は、先にそのインデックス番号を削除することをお勧めします。ただし、このインデックスを割り当て、ほかの Annotation からインデックスを削除する方法もあります。

特定のオーナに所属する Annotation の既存のインデックスを構成するには、2 つの一般的な方法があります。すべてのインデックスを削除する方法と、特定の基準インデックスから始まる番号に番号を付け替える方法です。デフォルトで有効にするスイッチは、カスタマイズ機能によって制御できます。

Annotation のインデックスを削除した後、番号付け替え操作によって新しいインデックスを割り当てることはできません。まず、Annotation にインデックス値を割り当てる必要があります。

非表示にしたインデックスを再表示するには、表示を再度使用し、関連する Annotation を選択します。

特定のオーナの Annotation に割り当てられている既存のインデックスの範囲を「インデックスの範囲」ダイアログボックスで確認できます。このメニューでは、"開始インデックス" も指定できます。開始インデックスとは、特定のオーナのインデックス範囲における最小番号です。この機能は、特定のパーツまたはアセンブリのインデックス値のブロックを専有するときに便利です。

たとえば、/assy1 にインデックス 1 ～ 1000 を登録するには、ほかのアセンブリとパーツの開始インデックスを 1001 以上に設定する必要があります。/assy2 にインデックス 1001 ～ 1501 を登録するには、/assy2 の 開始インデックスを 1001 に、/assy3 の開始インデックスを 1501 に設定します。

インデックスの範囲を表示するには、次の手順を実行します。

インデックスの外観と動作は、一連のパラメータによって制御します。これらのパラメータの設定を変更し、新しく作成するインデックスに適用できます。また、既存のインデックスも同じメニューで編集できます。パラメータの一部のデフォルト設定を定義できるカスタマイズ機能があります。

デフォルトの設定を変更するには、次の手順を実行します。

インデックスの枠、サイズ、色は、Annotation の枠、サイズ、色とは別のものです。インデックスの設定変更は、Annotation の設定には影響しません。