◦ 「新規 DP セット」をクリックして、「新規ドックプレーンセット」領域を表示します。

◦ 新しいセットの「オーナ」を指定します。これはパーツ、アセンブリ、コンテナのいずれかです。

◦ ドックプレーンセットの名前を入力します。

◦ 必要があれば、3D 方向ツールを使ってセットの「正面方向」および「上方向」を指定します。これらの方向は、このドックプレーンセットで作成された標準ドックプレーンのデフォルト方向を決定するために使用されます。

◦ 「受入れ」をクリックしてドックプレーンセットを作成します。

◦ 次の 6 つの標準タイプのうちどれか 1 つを選択します: 上面、正面、右側面、下面、背面、左側面

◦ 「一般」ドックプレーン: ドックプレーンセットの方向とは独立した方向にできる標準外の平面です。これは、特定の方向のモデルを計測する平面を作成する際に便利です。

▪ 一般ドックプレーンを作成する場合は、ドックプレーンの方向も指定する必要があります。デフォルトで 3D 方向ツールが開くので、平面に鉛直を指定します。寸法をクリックし、ドックプレーンの方向を示す既存のフリー Annotation をクリックして方向を指定することもできます。いずれの場合にも、平面の「上方向」および「回転角度」も指定できます。

◦ モデルの断面ビューを表示する断面ドックプレーン。次のいずれかのオプションを使用して、断面ドックプレーンを定義します。

▪ 鉛直: 1 つの平面に沿って単一の断面を作成します。

▪ 寸法: 3D Annotation を選択し、1 つの平面に沿って単一の断面を作成します。

▪ クリップ集合体: 単一の平面を含むクリップ集合体を選択し、1 つの平面に沿って単一の断面を作成します。別の方法として、複数の平面を含むクリップ集合体から Z-断面を作成できます。

▪ 法線反転をクリックすると、ドックプレーンの法線方向が逆になります。

▪ 上方に反転をクリックすると、ドックプレーンの方向が 180 度上方向に回転します。

▪ 反対側をクリックすると、クリップ集合体の最初または最後の平面に対してドックプレーンが平行になります。

◦ 複数断面: 複数断面は 2 ～ 6 個のドックプレーンを所有します。複数の平面を含むクリップ集合体から複数断面ドックプレーンを作成できます。複数断面ドックプレーンを作成するには、クリップ集合体を次のクリップの組み合わせおよびクリップ面の構成のいずれかに適合させる必要があります。

▪ 法線反転をクリックすると、複数断面ドックプレーンの法線方向が逆になります。

▪ 「1/4 回転」をクリックすると、すべての複数断面ドックプレーンが上方向に 90 度回転します。

◦ ドックプレーンに別の名前を入力します。名前はドックプレーンのタイプにより自動的に生成されますが、これを変更することも可能です (これらのデフォルト生成による名前はドックプレーンのデフォルト設定およびカスタマイズファイルで編集できます)。

◦ このドックプレーンの原点またはゼロ点を指定します。平面の原点をクリックするか、またはユーザ入力して、ユーザ入力行に座標を入力します。

◦ ドックプレーンの縮尺係数を入力します。このドックプレーンに添付されたすべての Annotation はドックプレーンの縮尺に反比例して表示されます。つまり、表示テキストサイズ = 実際のテキストサイズ / 縮尺となります。たとえば、縮尺が 3 であるドックプレーンでは、縮尺されていないドックプレーンと対比すると 3 分の 1 の縮尺で Annotation が表示されます。

◦ 断面ビューおよび複数断面ビューの場合は、メニューに「断面の親」ボックスも表示され、ここで断面ドックプレーンの親ビュードックプレーンを指定する必要があります。これは、Creo Elements/Direct モジュール (断面ビューに親ビューが必須) に断面ドックプレーンを転送する場合に必要となります。断面の親ドックプレーンは、断面ドックプレーンに対して垂直であり、かつ同じドックプレーンセットに属していなければなりません。

◦ 構成: ドックプレーンが表示される際にアクティブ化する構成を指定することができます。「構成」チェックボックスをオフにすると、指定は解除されます。親ドックプレーンを持つ断面ドックプレーンは親に指定された構成を継承するため、親ドックプレーンに合わせて変更する必要があります。