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プロファイルのロフトの接線条件を追加する手順
接線条件を追加することにより、ロフトの面を接線の方向に「引張る」ことができます。プロファイルのロフトの場合は、あらかじめ「基本ロフト」「接線追加」で接線条件を定義します
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重み自動化をオンに切り替えない限り、すべてのプロファイル、ワークプレーン、面について接線条件が常に有効になります。重み自動化をオンにすると、Creo Elements/Direct Modeling で接線条件の最適化が試みられ、指定されたすべての接線についてさまざまな接線の重みが適用されます。接線の方向は一定です。
プロファイルのロフトの場合、次の項目に接線条件を追加 できます。
ワークプレーン
プロファイルの要素
プロファイル上の各頂点
次の図に、接線のないプロファイルのロフトと、プロファイル要素が -45 度で接するロフトを示します。
プロファイルのロフトについて接線を追加するには、次の手順を実行します。
1. 「Modeling」をクリックしてから「モデル」グループで「その他」をクリックします。
2. 「基本ロフト」セクションで 「接線追加」をクリックします。
3. 接線を追加するワークプレーンセットを指定します。次の方法のいずれかを使用します。
一覧からワークプレーンセットをクリックして、「適用」をクリックします。
セット内のワークプレーンの枠をクリックします。
ワークプレーンセットの名前を入力します。
4. ここでは、次の 3 つの操作を実行できます。
接線をワークプレーンに追加します。
1. ワークプレーンをクリックしてワークプレーンを指定 します。次の方法のいずれかを使用します。
a. 一覧からワークプレーンをクリックして、「適用」をクリックします。
b. ワークプレーンの枠をクリックします。
c. ワークプレーンの名前を入力します。
2. 接線の方向を指定します。「方向」をクリックして、「3D 方向」メニューのオプションを使用します。
3. 接線の重みを指定します (0.2 と 5 の間 - 数値が大きいほど 接線の引く力は強くなります)。次の方法のいずれかを使用します。
a. 「重み」の隣のデータ入力フィールドに重みを入力します。
b. 「重み」をクリックして、重みを入力します。
4. 「適用」をクリックして、操作を終了せずに接線を追加します。
接線をプロファイルの要素に追加します。
1. 「プロファイル」をクリックし、プロファイル要素をクリックします。
2. 「角度」をクリックして、接線の角度を入力します。(角度の方向はマッチラインの方向によって決まります)。
3. 接線の重みを指定します (0.2 と 5 の間 - 数値が大きいほど 接線の引く力は強くなります)。次の方法のいずれかを使用します。
a. 「重み」の隣のデータ入力フィールドに重みを入力します。
b. 「重み」をクリックして、重みを入力します。
4. 「適用」をクリックして、操作を終了せずに接線を追加します。
接線をプロファイルの頂点に追加します。
1. 「頂点」をクリックし、頂点を指定します。
2. 接線の方向を指定します。「方向」をクリックして、「3D 方向」メニューのオプションを使用します。
3. 接線の重みを指定します (0.2 と 5 の間 - 数値が大きいほど 接線の引く力は強くなります)。次の方法のいずれかを使用します。
a. 「重み」の隣のデータ入力フィールドに重みを入力します。
b. 「重み」をクリックして、重みを入力します。
4. 「適用」をクリックして、操作を終了せずに接線を追加します。
5. 「重み自動化 (AutoWeigh)」をクリックします。Creo Elements/Direct Modeling は、指定した接線の重みを変えることにより、接線の状態を最適化します。
6. 接線条件の追加を続けるか、 をクリックして操作を終了します。接線条件を適用した後の自由曲面パーツの形状は、マッチラインの方向によって異なります。そのときの動作は、2D 図形で接線をスプラインに追加した場合と同様です。