モデルからの図面の作成 (Creo Elements/Direct Annotation) > Creo Elements/Direct Annotation の設定 > Creo Elements/Direct Annotation のデフォルト設定 > 色変換設定の定義
  
色変換設定の定義
「色変換」ダイアログボックスを使用して、既存の色の変換に関する設定を定義し、Annotation 図面の要素すべての色に関する情報を表示できます。
「色変換」ダイアログボックスを開くには、「ファイル」 > 「設定」 > 「色変換」の順にクリックします。
* 
「色変換」は、図面を開く場合、または図面を作成する場合にのみアクティブになります。
「色変換」ダイアログボックスの色情報テーブルは、次の列からなります。
シーケンス: テーブル内の色のシーケンス番号。
元の色: 図面に存在する色。「変換後の色」列が空の場合、Creo Elements/Direct Modeling は元の色で図面を表示します。
変換後の色: 元の色をマップする先の色 (必要な場合)。
: 元の色が付いている図面内の要素の数。
図面の標準色は、色情報テーブル内では色の名前によって表されます。
「色変換」ダイアログボックスで変換後の色を定義した後、マップファイルに元の色と変換後の色の設定を保存できます。変換元から変換後へのカラーマッピングは、テキストファイルに保存されます。色は RGB 値として保存されます。
変換元の色から変換後の色への定義済みまたはユーザ定義のマッピングを含むマップファイルをロードして、図面の色を変換することもできます。
図面にすでに存在する要素の色を別の色に変更するには
1. 「ファイル」 > 「設定」 > 「色変換」の順にクリックします。
2. 色情報テーブル内で、変更する「元の色」セルの「変換後の色」行をダブルクリックします。「色選択」ダイアログボックスが開きます。
3. 「色選択」ダイアログボックスで色を選択します。
4. をクリックします。色情報テーブルの「変換後の色」セルに選択した色が表示されます。
* 
変換後の色を削除するには、色情報テーブル内で目的の「変換後の色」行を右クリックして、「消去」を選択します。
変換後の色をすべて削除するには、色情報テーブルを右クリックして「全消去」を選択します。
* 
変換元から変換後へのカラーマッピングに、重複する元の色または変換後の色が存在する場合、次のいずれかの条件が当てはまれば Creo Elements/Direct Modeling に警告が表示されます。
元の色と変換後の色として同じ色を定義し、その元の色のインスタンスに変換後の色がマップされていない場合。たとえば、青が元の色として定義されている (変換後の色にマップされていない) ときに、緑を元の色とする変換後の色として同じ青色が定義されている場合。
変換後の色として同じ色を複数回定義している場合。
さらに、Creo Elements/Direct Modeling の色情報テーブルには、重複する色のシーケンス番号が太字のオレンジ色 (RGB 255 128 0) で表示されます。
5. オプションで、「プレビュー」をクリックして変換後の色で図面をプレビューします。
* 
再描画処理中に、「デフォルト設定」一覧 (テーブル) の「再描画」セクションで定義された「ボックスサイズ」設定が、Creo Elements/Direct Modeling によって適用されます。結果として、指定されたピクセル量よりも小さい図面要素は、ボックスとしてのみ描画されます。このため、多数の図面要素がボックスとして表示される可能性があります。この状態にならないように、「色変換」ダイアログボックスを開く際に、Creo Elements/Direct Modeling の「ボックスサイズ」の設定は無効になります。「色変換」ダイアログボックスを閉じると、「ボックスサイズ」のデフォルト設定が復元されます。
6. 「色変換」ダイアログボックスの「OK」をクリックします。
* 
「全消去」をクリックすると、Creo Elements/Direct Modeling の色情報テーブルの「変換後の色」列にある変換後の色が削除されます。また、Creo Elements/Direct Modeling は、色数が 0 (ゼロ) である行を削除します。
「色変換」ダイアログボックスを開くとき、および変換後の色を選択した後に、Creo Elements/Direct Modeling によってカラーマッピングが検査されます。変換元から変換後へのカラーマッピングで、重複する元の色または変換後の色が Creo Elements/Direct Modeling によって検出された場合は、エラーメッセージが表示されます。
Creo Elements/Direct Modeling では、色変換の 「元に戻す」 「やり直し」がサポートされています。
色変換マップファイルを保存するには
1. 「ファイル」 > 「設定」 > 「色変換」の順にクリックします。「色変換」ダイアログボックスが開きます。
2. 色情報テーブルの「変換後の色」列で、変換後の色を定義します。
3. 「保存」をクリックします。「ファイル一覧」ダイアログボックスが開きます。
4. パスとファイル名を指定し、ファイルを保存します。
色変換マップファイルをロードするには
1. 「ファイル」 > 「設定」 > 「色変換」の順にクリックします。「色変換」ダイアログボックスが開きます。
2. 「設定テーブル」ボックスで、次のいずれかを選択します。
なし
これがデフォルトです。カラーマップはロードされません。
CoCreate から Creo へ (定義済みカラーマップ)
Creo から CoCreate へ (定義済みカラーマップ)
3. ユーザ定義の変換元から変換後へのカラーマップファイルをロードするには、「設定テーブル」ボックスで「ユーザ定義」を選択し、「開く」ダイアログボックスでマップファイルを選択します。
* 
変換元から変換後へのカラーマッピングに重複する変換元または変換後の色が含まれる場合は、警告が Creo Elements/Direct Modeling に表示されます。
4. オプションで、「プレビュー」をクリックして、選択したカラーマップで図面をプレビューします。
5. 「OK」をクリックします。
* 
マップファイルに定義されている元の色が図面に存在する場合、対応する変換後の色が色情報テーブルの「変換後の色」列に設定されます。
マップファイルに定義されている元の色が図面に存在しない場合は、色情報を含む行が色情報テーブルに追加され、カウントは 0 (ゼロ) に設定されます。