ステータスの不整合の調査
Creo Elements/Direct 「Model Manager」 は、セッションデータと Creo Elements/Direct Manager Server データベースデータの間の不整合を検知すると、ユーザに通知します。通知は、画面の右下のポップアップウィンドウに表示されます。また、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 の「通知」タブにも記録されます。
Creo Elements/Direct 「Model Manager」 には、不整合を調査するためのツールが 3 種類用意されています。
• DB プロパティ - 「DB プロパティ」ダイアログに、データベース内のアイテムのバージョンが表示されます。
• 「Creo Elements/Direct Modeling での強調表示」 - Creo Elements/Direct Modeling で不整合のある特定のアイテムがハイライトされます。これは、大きいアセンブリ内のアイテムに不整合がある場合、特に便利です。
• 「モデルを並べて比較」 - アイテムの両方のバージョンが個別の Creo Elements/Direct Modeling ビューポートにロードされるため、その違いを比較できます。
重複の調査および解決アクションにアクセスするには
Creo Elements/Direct 「Model Manager」 ワークスペースから重複の調査および解決アクションにアクセスするには、次の手順に従います。
1. ワークスペースバーの「通知」タブをクリックします。
2. 通知を右クリックして、ショートカットメニューの「Modeling での強調表示」または「モデルを並べて比較」をクリックします。
Creo Elements/Direct Modeling で重複を解決するには、 > > の順にクリックします。
ビューポートを並べて操作するには
• ビューポートに関連付けられた構造一覧内のアイテムを確認するには、ビューポート内をクリックします。
• 比較のために構造一覧からロードしたモデルを削除するには、モデルを右クリックして、ショートカットメニューの「削除」をクリックします。
• 比較ビューポートを閉じるには、 > > > の順にクリックします。あるいは、モデルを右クリックして、ショートカットメニューで > の順にクリックするか、ビューポートウィンドウの 
をクリックします。
をクリックします。• ビューポートを再表示するには、 > > > の順にクリックします。あるいは、モデルを右クリックして、ショートカットメニューで > の順にクリックします。
解決オプション
調査ツールとして、ステータスの不整合を解決するアクションも、同じ場所から選択することができます。アクションは以下のとおりです。
• ローカルモデルに新規 SysID を割当て - ローカルモデルに新しいシステム ID を割り当てることによって、どちらのバージョンも保持します。
• 「ローカルモデルを DB モデルで置換」 - Creo Elements/Direct Modeling で使用しているモデルを Creo Elements/Direct Manager Server データベースから取得するモデルで更新します。ローカルモデルへの変更内容はすべて失われます。
• DB モデルをローカルモデルで置換 - ローカルモデルを Creo Elements/Direct Manager Server データベースに保存します。データベース内のモデルを上書きするか、新しいバージョンを作成するかを選択することができます。
 | 保存時に SysID の重複が発生した場合は、マスタデータの整合性を保つためにモデルをリロードする必要があります。 |