モデルまたはアセンブリの保存
モデルおよびその子を保存するには
1. Creo Elements/Direct Modeling 構造一覧でモデルを右クリックして、ショートカットメニューで > の順にクリックします。あるいは、
「Model Manager」 ツールバーの
![](../model_manager/images/icon_save_toolbar.png)
をクリックするか、 > の順にクリックするか、 > > の順にクリックして、保存するモデルを指定します。
「保存」ダイアログボックスが開きます。
2. モデルの「保存タイプ」と「作業パケット」を選択します。
3. 保存する項目ごとに、「保存タイプ」を選択します。
アセンブリを保存する場合は、パーツおよびアセンブリのソート、表示、およびフィルタを行うためのツールを「保存」ダイアログボックスで使用できます。
◦ 列ヘッダをクリックすると、列内の値に基づいてエントリをソートできます。
◦ ツリーモードとフラットモードを切り替えるには、
![](../model_manager/images/SaveTree.png)
をクリックします。
◦ 検索モードをアクティブ/非アクティブにするには、
![](../model_manager/images/Icon_search.png)
をクリックします。
![](../model_manager/images/Icon_search.png)
の隣の矢印をクリックし、修正アイテムまたは保存タイプを検索条件として選択します。検索機能が有効になっている場合、検索条件に一致する項目は黄色でハイライト表示されます。
◦ フィルタの有効/無効を切り替えるには、
「フィルタ」をクリックします。
「フィルタ」の隣の矢印をクリックし、修正アイテムまたは保存タイプをフィルタ条件として選択します。フィルタを有効化すると、フィルタに一致した項目の数が、ダイアログの下部に表示されます。
検索とフィルタの双方が有効になっている場合、フィルタ条件に一致する項目がフィルタ機能によって選択され、その上で、検索条件に一致する項目が検索機能によってハイライト表示されます。フィルタ条件に一致し、かつ検索条件にも一致する項目の数が、ダイアログの下部に表示されます。
4. 個々の項目のメジャーリビジョンまたはマイナーリビジョンを変更したり、変更記事を追加できます。
5. 「保存」をクリックします。
| ナンバジェネレータが設定されている場合、「次の番号のプレビュー」が「保存」ダイアログボックスに表示されます。次の番号を取得するには、 ![](../model_manager/images/GettingMostOfMM_ChangeNote.png) をクリックします。 ![](../model_manager/images/GettingMostOfMM_ChangeNote.png) をクリックするたびに、設定された増分だけ番号が増えます。飛ばされた値に戻ることはできませんが、管理者が値を変更することは可能です。 <AllowUserOverwrite> XML 設定タグが ture に設定されている場合、値を編集できます。 |
Creo Elements/Direct Modeling でパッケージファイルを保存するには、 > > の順にクリックします。
| モデルを Creo Elements/Direct Modeling でコピーし、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で保存すると、元のモデルとその他の文書タイプとの間のリンクが、新しいモデルに対して作成されます。元のモデルが図面に関連づけられている場合は、新しい図面が作成され、コピーされたモデルにリンクされます。 |
「保存タイプ」メニュー
以下の保存タイプの中からいずれかを選択できます。
• 「新規エントリ」は、「Model Manager」 でモデルまたはアセンブリを保存していない場合に使用できる、唯一のオプションです。項目を保存すると、以下のオプションが使用可能となります。
• 「上書き」は、モデルまたはアセンブリを現在のメジャーおよびマイナーリビジョンに保存し、現在のデータを上書きします。
• 「メジャーリビジョン」は、現在値に基づいて、メジャーリビジョンを次の値に増加します。
• 「マイナーリビジョン」は、現在値に基づいて、マイナーリビジョンを次の値に増加します。
「作業パケット」には、現在の作業パケットが表示されます。プロジェクトが有効な場合は、特定のモデルやサブアセンブリを別のプロジェクトやパケットに送ることができます。
保存オプション
モデルまたは図面の保存オプションは、構造一覧の列に表示されます。より多くの選択肢を持つ定義済みリストを開くには、
![](../model_manager/images/GettingMostOfMM_ChangeNote.png)
をクリックします。
• 「保存タイプ」では、バージョンを指定することができます。「新規バージョン」は、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で新しいバージョンを作成します。「上書き」は、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 で開いたバージョンを置き換えます。初めてモデルを保存する場合は、使用可能な保存タイプは「新規エントリ」のみです。
• 「メジャーリビジョン」は、「保存タイプ」列でメジャーリビジョンを選択すると設定できます。
ここをクリックすると、バージョンに関する詳細が表示されます。
• 「マイナーリビジョン」は、「保存タイプ」列でマイナーリビジョンを選択すると設定できます。
• 「変更記事」は、モデルまたは図面に変更記事を保存することができます。ボックスにチェックマークをつけると、操作を開始した後に、変更記事の内容を入力するよう指示されます。
• 「ストアパケット」は、モデルまたはアセンブリを格納するパケットを選択できます。
モデルまたは図面とともにイメージを保存する場合は、次のオプションを選択します。
• サムネイルの作成
• PDF (図面のみ)
モデル、アセンブリ、または図面を保存する場合は、部品を選択または作成して、保存した項目にリンクさせることができます。
保存した項目を部品にリンクさせるを参照してください。
モデルまたは図面の名前の変更
Creo Elements/Direct Modeling でモデルの名前を変更する場合、図形の変更も保存すると、新しい名前はデータベースだけに適用されます。図形を変更しなければ、保存はされますが、新しい名前は保存されません。
システム ID の重複
すでに Creo Elements/Direct Manager Server データベースに存在するアイテムと同じシステム ID を持つアイテムを保存しようとすると、システム ID の重複エラーとなります。ほとんどのシステム ID の重複は、すでにデータベースに存在するデータをインポートするときに発生します。
システム ID およびその重複の詳細については、
システム IDをクリックしてください。
名前の重複
Creo Elements/Direct Manager Server データベースに保存されているモデルは、それぞれ固有の名前になっている必要があります。モデルを保存すると、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 はその中に使用されている名前が重複していないかどうかをチェックします。
名前の重複を解決する方法の詳細については、
名前の重複の解決をクリックしてください。
構造の重複
データベースに保存されているバージョン以外の構造でアセンブリの保存を試み、Creo Elements/Direct Modeling によりアセンブリに更新のマークが付けられていない場合、構造の矛盾が発生します。
構造の重複を解決する方法の詳細については、
構造の重複の解決をクリックしてください。
保存の失敗
「保存」中に、
You must enter a value for the required attribute
値を入力できない場合は、管理者に問い合わせてください。属性の「保存時に属性の設定を有効にする」をオンにする必要があります。
複数バージョンを持つモデルまたはアセンブリの保存
同じパーツまたはアセンブリの複数のバージョンを編集した場合、保存操作における「保存タイプ」は「上書き」でなければなりません。パーツのバージョンを 1 つだけ編集した場合、編集したバージョンは通常どおり保存されますが、同じパーツの未編集のバージョンを保存する操作では、「保存タイプ」を「なし」にする必要があります。パーツのどのバージョンも編集していない場合、保存操作では「保存タイプ」を「なし」にする必要があります。
| 同じ親の下で、1 つのパーツに対して複数のバージョンを持つアセンブリは、1 回の保存操作で保存することができません。 |