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BOM チェックポイントの作成
BOM チェックポイントとは、特定の時点での BOM のスナップショットです。たとえば、製品が製造へと送られたときに、BOM の記録を残しておきたい場合があります。BOM チェックポイントを作成すると、部品が削除されても、常時 BOM にアクセス可能です。
チェックポイントが削除されるのは、チェックポイントのコンポーネントがすべて削除されたときのみです。たとえば、チェックポイントを作成したアセンブリ全体を削除すると、このチェックポイントも削除されます。ただし、アセンブリのコンポーネントが 1 つでも存在していると、チェックポイントも残されます。
「BOM エディタ」を使用すると、チェックポイントを保存したり開いたりできます。一度チェックポイントを保存しておくと、以下の作業が可能になります。
BOM チェックポイントのロード。
BOM チェックポイントからのレポートの生成。
BOM チェックポイント同士、または BOM バージョンとの比較。
チェックポイントを作成する手順
1. アセンブリを選択し、「BOM エディタ」を開きます。
2. 「チェックポイントの保存」をクリックします。
3. 「チェックポイント」名を入力します。以降、この名前を使用して対象のチェックポイントを識別します。たとえば、「BOM sent to customer A」などの名前を付けます。
4. 「了解」をクリックすると、該当する BOM のチェックポイントが作成されます。
チェックポイントを開く手順
1. アセンブリを選択し、「BOM エディタ」を開きます。
2. 「チェックポイントを開く」をクリックします。
3. 「BOM チェックポイントの選択」メニューで、開きたいチェックポイントを選択します。
4. 「開く」をクリックします。「チェックポイント」が開きます。ここで、チェックポイントを HTML、Excel または CSV 形式に出力すれば、他のチェックポイントを開いて比較を行ったり、レポートを生成したりできます。
大規模アセンブリ (アセンブリ A) のチェックポイントを作成します。次に、この大規模アセンブリのサブアセンブリ (アセンブリ B) で「BOM エディタ」を開き、チェックポイントを作成します。
アセンブリ A のチェックポイントを開くと、「'アセンブリ A' のチェックポイント」にチェックポイントが 1 つだけ表示されます。
アセンブリ B のチェックポイントを開くと、両方のアセンブリのチェックポイントが表示されます。アセンブリ B は「'アセンブリ B' のチェックポイント」にリストされ、アセンブリ A は「親チェックポイント」にリストされます。
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