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Creo Elements/Direct Modeling での BOM 属性の設定
モデルには、BOM の生成方法を制御する特殊な属性セットが含まれます。Creo Elements/Direct Modeling で設定される BOM 設定属性 (BOM 属性) は、データベースに保存され、BOM をスキャンする際のデフォルトになります。「BOM エディタ」で BOM 属性を設定することもできますが、この内容は 1 回のスキャンにしか適用されません。BOM の作成 (スキャン): 自動を参照してください。
Creo Elements/Direct Modeling の「BOM」メニューでは、次の項目を設定できます。
「参照」 (Creo Elements/Direct 「Model Manager」「BOM エディタ」では「除外」): オンにすると、このオブジェクトが BOM から除外されます。
「インジケータ」 (Creo Elements/Direct 「Model Manager」「BOM エディタ」では「レポートの表示」): サブアセンブリの処理方法を制御します。
「パーツ」 (Creo Elements/Direct 「Model Manager」「BOM エディタ」では「分割不可」): サブアセンブリはパーツとして処理され、基礎となるパーツは BOM に含まれません。
「なし」「アセンブリ」 (Creo Elements/Direct 「Model Manager」「BOM エディタ」では「ファントム」): サブアセンブリは、パーツの集合体として処理されます。パーツは BOM に含まれますが、サブアセンブリはリストに表示されません。
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インジケータは、BOM スキャンプロセスではなく最終 BOM レポートにのみ影響を与えます。
「実際の数」: このパーツの合計数。たとえば、おもちゃのワゴンの車輪のモデルが 1 つしか作成されていなくても、製品には 4 つ含まれるという場合があります。
「スペアの数」: 損失や破損した際に使用するためのスペアパーツの数。たとえば、あるハードウェア キットには、製品で使用するボルト 50 個と、数え間違いや不良品のためのスペアのボルトが 2 個含まれます。BOM の数量とはを参照してください。
「パーツ」 (「分割不可」) および「アセンブリ」 (「ファントム」) の両方の設定を BOM に使用することもできます。たとえば製造ラインにおいて、スタッフ 1 はキャブレターの構築のために「ファントム」の BOM を必要としています。このスタッフは「ファントム」に含まれるパーツをすべて収集し、キャブレターを組み立て、パーツを溶接します。そして、そのパーツを棚の上に置きます。スタッフ 2 が製造ラインにやってきました。このスタッフは、ハウジングにつなぐための「分割不可」の BOM を必要としています (すべての部品が溶接されたため、キャブレターは現在、単一のパーツとなっています)。スタッフ 2 はキャブレターを棚から取り、作業を始めます。
Creo Elements/Direct Modeling で BOM 属性を設定するには
1. Creo Elements/Direct Modeling と Creo Elements/Direct 「Model Manager」 が実行されていることを確認します。
2. Creo Elements/Direct Modeling で、「DB 属性」タブを選択します。このタブは、構造一覧と同じペインにあります。
3. 「BOM」をダブルクリックします。
4. 「BOM」メニューの「オーナ」フィールドに入力します。
5. 属性を設定します。
6. ほかのサブアセンブリにも BOM 属性を設定する場合は、「次へ」をクリックします。
7. BOM 属性の設定が終わったら、緑色のチェックマークをクリックします。BOM 属性は、次にモデルをデータベースに保存するときに追加されます。
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