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データ辞書の追加
データ辞書には、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 の属性に割り当て可能な一連の定義済みの値が含まれています。Creo Elements/Direct 「Model Manager」 に付属のデータ辞書を使用することも、独自のデータ辞書を作成することもできます。
データ辞書を作成するには
1. Creo Elements/Direct 「Model Manager」 Standalone で、ワークスペースバー「管理」をクリックします。
2. 左側ペインの「管理の対象を選択してください」で、「データ辞書」をクリックします。「データ辞書の管理」ペインが開きます。
3. 左側ペインの「データ辞書」で、「新規作成」をクリックします。「データ辞書の作成」ダイアログボックスが開きます。
4. データ辞書に次の値を設定します。
「名前」: データ辞書の名前を入力します。
* 
データ辞書の機能を表す名前にします。
「辞書タイプ」: データ辞書のタイプを選択します。次のいずれかのタイプを選択できます。
「ベース」
「列挙型文字列」
「整数」
「実数」
「範囲時間」
「カラム型」
「ベースタイプ」: ベースタイプを選択します。「辞書タイプ」に応じて、「ベースタイプ」ボックスの値が変わります。詳細については、表 7を参照してください。
「値」: データ辞書の値が「必須」「オプション」「未使用」のいずれであるかを指定します。
* 
データ辞書が「必須」であり属性にデータ辞書を割り当てる場合は、属性を右クリックし、「保存時に属性の設定を有効にする」を選択します。「保存」操作を実行するときに、属性の値を入力できるようになります。このように設定していない場合は、「保存」操作が失敗します。
「デフォルト値」: データ辞書のデフォルト値を指定します。これは任意です。
「辞書タイプ」「ベースタイプ」に応じて次の設定を行えます。詳細については、表 7を参照してください。
「丸め」: フロート値の場合、小数点以下の桁数を制限します。
「有効桁数」: 丸める小数点以下の桁数を入力します。
「大文字/小文字」: 次のいずれかを選択します。
「そのまま」: 元の文字列を維持します。
「すべて大文字」: 文字列のアルファベットを大文字に変換します。
「すべて小文字」: 文字列のアルファベットを小文字に変換します。
「タイトル文字」: 文字列のアルファベットをタイトル文字に変換します。
「トリミング」: 文字列の左側の空白を削除します。
「切捨て」: 文字列を短くします。
「長さ」: 切り捨て後の文字列の長さを指定します。
* 
データベースの効率を考慮して短くする必要はありません。
「最小」および「最大」: ベースタイプが「整数」「実数」「範囲時間」の場合、最小値と最大値を入力します。
「テーブル名」: テーブル名を選択します。
「カラム名」: カラム名を選択します。
「列挙値」: リストの値を追加または削除できます。値を追加するには、 をクリックし、「列挙値の追加」ボックスに値を入力します。値を削除するには、値を選択して をクリックします。
* 
「リスト外の値を許可」チェックボックスをオンにした場合、「列挙値」の値を選択するか、値を入力できます。
BOM の「ビュー」属性にデータ辞書を作成する場合、「リスト外の値を許可」チェックボックスをオンにする必要があります。
表 1
辞書タイプ
ベースタイプ
デフォルト値
丸め
有効桁数
大文字/小文字
トリミング
切捨て
長さ
最小
最大
テーブル名
カラム名
列挙値
ベース
INTEGER
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
SMALLINT
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
FLOAT
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
VARCHAR
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
CHAR
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
UTC_TIME
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
列挙型文字列
VARCHAR
不可
不可
不可
不可
不可
不可
CHAR
不可
不可
不可
不可
不可
不可
整数
INTEGER
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
実数
FLOAT
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
範囲時間
UTC_TIME
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
不可
カラム型
不可
不可
不可
不可
不可
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