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マークアップの有効性の確保
Arbortext Editor は、FOSI に準拠していないマークアップが含まれる文書を処理できますが、無効なタグを気にせずに文書のコンテンツをフォーマットする場合は、以下のいずれかの方法を使用できます。
2 つのウィンドウを開き、クリップボードを使ってそのウィンドウ間で切り取りまたはコピーをします。切り取り、コピー、貼り付けするときに現在のクリップボードの機能を「タグを含まない」に設定して、タグが含まれていないことを確認してください。
1. 「ツール」 > 「環境設定」ダイアログボックスを開きます。「編集」カテゴリを選択し、「クリップボードのデータにタグを含める」の設定をオフにします。
write -untagged <filename> コマンドを使用して、タグが付いていないファイルコピーを作成します。
write コマンドを使用してファイルのすべて、または一部分を書き込むには、すべて、または一部分をコピーする文書をまず開きます。
1. すべてをコピーするには、コマンドラインで write -untagged -all <filename> コマンドを入力して、ENTER を押します。<filename> は任意の名前です。たとえば、temp などです。
2. ファイルの一部をコピーするには:
a. 目的のコンテンツを強調表示します。
b. メニューバーから、「編集」 > 「コピー」を選択し、貼り付けバッファにコンテンツを置きます。
c. コマンドラインで、次のコマンドを入力します。
write -untagged -paste temp
(ファイル名は temp とします)。
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write -untagged を使用すると、すべての SGML マークアップはタグやエンティティ参照などを含めて除去されます。コマンドは数式を書きません。タグとして表のセルコンテンツを表示する場合のみ、そのコンテンツを書き出すことができます (「表示」 > 「表」 > 「表のマークアップ」を使用します)。すべての表の構造は失われます。
3. 文書を閉じます。
4. コピーを受け入れた文書を開いて、希望の挿入ポイントにカーソルを置きます。
5. メニューバーから「挿入」 > 「ファイル」を選択します。
6. 表示されたダイアログボックスで、write コマンドで入力したファイル名を入力します。
7. 挿入したテキストに任意の必要なマークアップを追加、またはそのままファイルを保存して後で処理します。