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PTC サーバーに対するオブジェクトのアップロード
PTC サーバー接続を使用すると、アクティブなワークスペースから PTC サーバーに文書をアップロードできます。ワークスペースは、PTC サーバー上のプライベート領域内のフォルダです。パフォーマンスを向上するために、ワークスペースは、クライアントワークステーションのローカルキャッシュにも保存されます。Arbortext Editor「ファイル」 > 「保存」の順に選択すると、文書がローカルキャッシュに保存されますが、サーバーにはアップロードされません。「サーバーオブジェクトとして保存」を選択して、ローカルキャッシュからサーバーにオブジェクトをコピーします。
文書をアップロードすると、PTC サーバー HTML インタフェースを使用してその文書を参照および確認することができます。Arbortext Editor「オブジェクト」 > 「オブジェクトをチェックイン」 を選択すると、暗黙的にサーバーに文書がアップロードされることに注意してください。「サーバーオブジェクトとして保存」を使用した明示的な文書のサーバーへのアップロードは、バックアップや翌日に別のワークステーションを使用する場合などに利用できます。文書を明示的にアップロードすることで、文書のベースラインの作成といった、PTC サーバーインタフェースで実現されるチェックインの高度なオプション機能を使用することもできます。
1 つの文書を PTC サーバーにアップロードするには、以下の手順を実行します。
1. Arbortext Editor で文書をチェックアウトし、開きます。
2. 「ファイル」 > 「サーバーオブジェクトとして保存」を選択します。
システム管理者がバースト設定を行った文書を使用する場合、PTC サーバー接続では、アップロード処理の間に、文書が自動的に設定どおりのオブジェクトにバーストされます。アップロードが完了すると、Arbortext Editorのステータスバーにメッセージが表示されます。
システム管理者が自動的による文書のバーストを設定していない場合は、名前を付けて保存プロパティダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスを使用して、文書を保存する PTC サーバー上の場所を指定します。
最初の保存に失敗した場合に PTC サーバーにグラフィックを保存する
「ファイル」 > 「サーバーオブジェクトとして保存」の順に選択して、グラフィックを含む文書を PTC サーバーに保存する場合、操作が失敗すると、次の操作を行うまでそのグラフィックを PTC サーバーに追加することはできません。
1. 「ブラウザ」「オブジェクト」 > 「ワークスペースをクリア」の順に選択します。
2. ウィンドウを閉じて Arbortext Editor を再起動します。
3. 「ファイル」 > 「サーバーオブジェクトとして保存」の順に再度選択して、文書を PTC サーバーに追加します。