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PTC サーバーへの接続
PTC サーバーに保管されているオブジェクトに Arbortext Editor でアクセスするには、まず Arbortext Editor を PTC サーバーに接続する必要があります。一度に接続できる PTC サーバーは 1 つだけです。
接続プロセスは、userprefs.xml 設定ファイルでの UseNewAuthentication パラメータの設定に基づいて異なります。2 つの認証プロセスは次のとおりです。UseNewAuthentication パラメータのデフォルト設定は true であり、「新しい認証の使用」プロセスがデフォルトになります。
デフォルト認証の使用
デフォルトの認証プロセスでは、PTC サーバーに接続するには次の手順を実行します。
1. Arbortext Editor で、「オブジェクト」 > 「接続」を選択します。
「接続」ダイアログボックスが表示されます。フォームベースの認証を使用する PTC サーバーに接続している場合は、ダイアログにデフォルトの「ユーザー名」および「パスワード」オプションは表示されません。この場合は、ダイアログボックスのコントロールに PTC サーバーのログインフォームが表示されます。
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「接続」オプションの選択肢として「PTC Server」が表示されない場合は、PTC サーバー接続 が正しくインストールされていません。インストールの説明については、PTC サーバー接続 に付属のリリースノートを参照してください。
2. 「接続」ダイアログボックスで、接続先が PTC サーバーになっていることを確認し、適切なサーバーを選択して、自分のログイン情報を入力します。
3. フォームベースの認証を使用しない PTC サーバーの場合は、「次へ」を選択します。フォームベースの認証を使用する PTC サーバーの場合は、ログインフォームに必要な情報を入力して認証プロセスを完了します。
ユーザー情報が確認されると、コンテキストとワークスペースのための追加のフィールドが「接続」ダイアログボックスに表示されます。コンテキストとワークスペースの詳細については、Arbortext Content Manager または Windchill のマニュアルを参照してください。
4. 「接続」ダイアログボックスで、使用するコンテキストとワークスペースを選択します。
選択したコンテキストにワークスペースがない場合、PTC サーバー接続はこのオプションにデフォルトの新規ワークスペース名「ユーザー名 on コンテキスト」を表示し、「完了」ボタンをクリックするとこの新規ワークスペースを作成します。選択した名前で新規ワークスペースを作成する場合、「新規」ボタンをクリックして新規ワークスペースを作成ダイアログボックスを開きます。
5. 「完了」を選択します。
Arbortext Editor により、PTC サーバーに接続されたことを示すメッセージがステータスバーに表示されます。
新しい認証の使用
新しい認証プロセスでは、PTC サーバーに接続するには次の手順を実行します。
1. Arbortext Editor で、「オブジェクト」 > 「接続」を選択します。
「接続」ダイアログボックスが表示されます。
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「接続」オプションの選択肢として「PTC Server」が表示されない場合は、PTC サーバー接続 が正しくインストールされていません。インストールの説明については、PTC サーバー接続 に付属のリリースノートを参照してください。
2. 「接続」ダイアログボックスで、接続先が PTC サーバーになっていることを確認し、適切なサーバーを選択して、「OK」をクリックします。
3. 次のいずれかの方法を使用して、認証情報を入力します。
PTC サーバーでユーザー名とパスワードによる認証が使用されている場合、「接続」ダイアログボックスでユーザー名とパスワードを入力し、「OK」をクリックします。
PTC サーバーでフォームベースの認証が使用されている場合、PTC サーバーが「接続」ダイアログボックスに表示するフォームに必要な情報を入力し、「OK」をクリックします。
PTC サーバーで HTTPS クライアント認証が使用されている場合、指定されている 1 つ以上の Microsoft Windows 証明書ストアで使用可能なクライアント証明書の数によって、次に何が表示されるかは異なります。クライアント証明書が 1 つだけ使用可能な場合、PTC サーバーは認証にその証明書を使用し、その他の操作は必要ありません。複数の証明書が使用可能な場合、「認証が必須」ダイアログボックスが表示されます。この場合、認証に使用する適切なクライアント証明書を選択し、「OK」をクリックします。PTC サーバーがオプションとして SSL クライアント証明書をリクエストする場合にのみ、証明書が使用可能かどうかの認証が実行されることに注意してください。
PTC サーバーが統合 Windows 認証 (IWA) を使用している場合、「接続」ダイアログはログイン資格証明を入力するための手順をスキップします。「接続」ダイアログボックスには、コンテキストとワークスペースを選択するための「コンテキスト」フィールドと「ワークスペース」フィールドが直接表示されます。
ユーザー情報が認証されると、コンテキストとワークスペースのための追加のフィールドが「接続」ダイアログボックスに表示されます。コンテキストとワークスペースの詳細については、Arbortext Content Manager または Windchill のマニュアルを参照してください。
4. 「接続」ダイアログボックスで、使用するコンテキストとワークスペースを選択します。
選択したコンテキストにワークスペースがない場合、PTC サーバー接続はこのオプションにデフォルトの新規ワークスペース名「ユーザー名 on コンテキスト」を表示し、「OK」ボタンをクリックするとこの新規ワークスペースを作成します。選択した名前で新規ワークスペースを作成する場合、「新規」ボタンをクリックして新規ワークスペースを作成ダイアログボックスを開きます。
5. 「OK」を選択します。
Arbortext Editor により、PTC サーバーに接続されたことを示すメッセージがステータスバーに表示されます。
フォームベース認証の使用
フォームベースの認証を使用する PTC サーバーの場合は、「接続」ダイアログボックスに Internet Explorer コントロールのログインフォームが表示されます。ダイアログボックスにフォームが表示されるように、次の方法でマシンの設定を変更しなければならない場合があります。
1. 使用しているマシンで「コントロールパネル」を開き、「インターネットオプション」を選択します。
「インターネットのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
2. 「インターネットのプロパティ」ダイアログボックスで、「セキュリティ」タブを選択します。
3. 「セキュリティ」タブで、「信頼済みサイト」ゾーンを選択して「サイト」ボタンをクリックします。
「信頼済みサイト」ダイアログボックスが表示されます。
4. 「信頼済みサイト」ダイアログボックスで、「この Web サイトをゾーンに追加する」オプションに PTC サーバーのインターネットアドレスを入力し、「追加」ボタンをクリックしてアドレスを「Web サイト」のリストに追加します。
5. 「信頼済みサイト」ダイアログボックスを閉じます。
6. 「セキュリティ」タブで、「レベルのカスタマイズ」ボタンをクリックします。
「セキュリティ設定 - 信頼されたゾーン」ダイアログボックスが表示されます。
7. 「セキュリティ設定 - 信頼されたゾーン」ダイアログボックスで、「スクリプトを実行しても安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプトの実行」設定を「有効にする」に設定します。
8. 「OK」をクリックして、「セキュリティ設定 - 信頼されたゾーン」ダイアログボックスを閉じます。
9. 「OK」をクリックして、「インターネットのプロパティ」ダイアログボックスを閉じます。
指定した PTC サーバーでフォームベースの認証を使用できるように、マシンが設定されました。
フォームベースの認証を使用する PTC サーバーは、PTC サーバーの設定で指定された期間内にクライアントとサーバーの間にアクティビティが発生しなかった場合、Arbortext Editor クライアントセッションをタイムアウトすることにも注意してください。セッションがタイムアウトすると、PTC サーバー接続 は情報ダイアログボックスを表示して、サーバーを使用できないことを通知します。この場合は、「オブジェクト」 > 「切断」の順に選択して、PTC サーバー接続 セッションを閉じる必要があります。その後、「オブジェクト」 > 「接続」の順に選択して、PTC サーバーとのセッションを再確立できます。
Arbortext Editor での SSO が有効な Windchill サーバーの使用
Arbortext Editor は、SAML/Shibboleth/Ping 認証で設定されている Windchill サーバーで動作します。
通信を有効にするには、次の手順を実行します。
Windchill - 次に示すように、プロパティ wt.auth.form.enabledtrue に設定します。
xconfmanager -s wt.auth.form.enabled=true -p
Arbortext Editor でサーバーに接続している場合、CTRL + M キーの組み合わせを使用して、ユーザーの認証資格証明を Ping Identity 認証フォームで送信します。siteprefs.xml 内の ServerAuthenticationTypes 環境設定で、サーバーが FBA として設定されていることを確認します。