「サーチ」ダイアログボックス
「サーチ」ダイアログボックスは、
「ブラウザ」で > を選択するか、
「サーチ」ボタンをクリックすると表示されます。このダイアログボックスは、PTC サーバーに保管されているオブジェクトを検索するために使用します。検索できるのは、オブジェクトの各改訂の最新の繰り返し、つまり各改訂に含まれる当該 PTC サーバーオブジェクトの最新のものだけです。サーチ結果は
「ブラウザ」に表示されます。後で簡単に再利用できるようにサーチを保存できます。
ワイルドカード文字を使用して検索を修正することができます。ただし、ドロップダウンリストがあるフィールドではワイルドカード文字は使用できません。使用できる一般的なワイルドカード文字を以下に示します。
• アスタリスク ( * ) - 任意の数の文字に置き換わります。たとえば、文書名に「design」という単語の変化形を含むすべての文書を取得するには、検索フィールドに「*design*」と入力します。これにより、タイトルに「design」、「designing」、「designs」、「designer」などを含む文書を取得できます。
• 疑問符 ( ? )- 単一の文字に置き換わります。たとえば、「design」の後に文字が 1 つ付いた単語を文書名に含むすべての文書を取得するには、検索フィールドに「design?」と入力します。これにより、タイトルに「design」、「designs」、「DesignB」などを含む文書を取得できます。
InStream サーチエンジンがインストールされている場合、その他のワイルドカード文字を使用できます。InStream サーチエンジンとその機能の詳細については、Arbortext Content Manager または Windchill のマニュアルを参照してください。
「サーチ」ダイアログボックスには、以下のタブとオプションがあります。
• 「キーワード」 - オブジェクトのプロパティまたはコンテンツで検索する 1 つ以上の単語を指定します。どちらで検索されるかはサーバーの設定によって決まります。
InStream サーチエンジンがインストールされている場合、検索にはすべてのオブジェクトプロパティが含まれます。InStream サーチエンジンがインストールされていて、適切な索引規則が設定されている場合は、オブジェクトのコンテンツでも検索できます。InStream サーチエンジンがインストールされていない場合、デフォルトで検索に使用できるのはオブジェクトの名前と数だけです。ただし、検索に使用する追加のフィールドをシステム管理者が定義できます。
• 「サーチ範囲」 - 検索の範囲を定義できます。
デフォルトの検索範囲は現在のコンテキストです。
• 「サーチ対象」 - 検索対象オブジェクトのタイプやサブタイプを定義できます。
タイプのリストはシステム管理者によって指定されます。通常このリストには、Dynamic Document オブジェクトタイプとそのすべてのサブタイプが含まれます。
• 「サブタイプを含む」 - 「サーチ対象」フィールドで指定したオブジェクトのサブタイプを検索に含めるかどうかを指定します。
「サブタイプを含む」チェックボックスはデフォルトでオンになっています。
• 「単純」タブ - 限られたサーチ基準が指定できます。
• 「アドバンス」タブ - 複数の基準に基づいてサーチを作成し、今後の使用のためにサーチを保存できます。
• 「表示のみが可能な結果を表示」 - 「ブラウザ」に表示される検索結果に、現在アクティブなワークスペースにあるオブジェクトまたはワークスペース設定仕様に準拠するオブジェクトを繰り返し表示するかどうかを指定します。
このオプションを無効にすると、検索基準に一致するすべてのオブジェクトが検索結果に含まれます。ただし、その中には、アクティブなワークスペースにないオブジェクトや、ワークスペース設定仕様に準拠していないオブジェクトも含まれます。それらのオブジェクトはグレーのアイコンで示され、Arbortext Editor で表示したり編集したりすることはできません。オブジェクトのプロパティを表示することはできます。繰り返しとワークスペースの詳細については、Arbortext Content Manager または Windchill のマニュアルを参照してください。
• 「サーチ」 - 指定した検索を実行します。
• 「クリア」 - 指定したすべての検索基準をダイアログから消去します。
「単純」 タブには、以下のオプションがあります。
• 「名前」 - 検索する文書名を入力します。
• 「作成日」 - 文書の作成日を使用して検索範囲を制限できます。
範囲のリストから選択することも (「Last 7 Days」など)、日付の範囲として 2 つの具体的な日付を指定することもできます。
• 「修正」 - 文書が最後に修正された日付で検索範囲を制限できます。
範囲のリストから選択することも (「Last 7 Days」など)、日付の範囲として 2 つの具体的な日付を指定することもできます。
「単純」タブで複数の検索基準を指定した場合は、すべての基準を満たす文書のみが検索結果に表示されます。
「アドバンス」タブには、以下のオプションがあります。
• 「保存したサーチ」 - 保存したサーチを選択できます。
保存したサーチを表示して選択するには、ドロップダウンリストをクリックします。保存したサーチを選択すると、保存したサーチ基準がダイアログボックスに表示されます。サーチを実行する前に、基準を修正できます。
• 「保存」 - 今後の使用のためにサーチを保存したり、既存の保存済みサーチの名前を変更したりできる、
サーチ基準を保存ダイアログボックスを開きます。
このオプションをクリックすると、現在のサーチ基準がダイアログボックスから消去されます。
• 「基準」 - リストから検索基準を選択して検索クエリを構築できます。
このリストには、システム管理者によって定義されたオブジェクトタイプのプロパティや、一部のシステムプロパティが含まれています。
• 「リストに追加」 - 「基準」フィールドで選択した基準を検索基準のリストに追加します。
同じ基準をリストに複数回追加すると、値が複数回出現するものを検索できます。
• 「すべての基準と一致」 - リストの検索基準のすべてに一致するものを検索するか、いずれかに一致するものを検索するかを指定します。
このオプションを選択した場合は、リストのすべての検索基準に一致する文書のみが検索結果に追加されます。このオプションを選択しない場合は、リストのいずれかの検索基準に一致すれば、文書が検索結果に追加されます。
• 「除去」 - 選択した基準を検索基準のリストから除去します。
• 「基準名」 - 「リストに追加」ボタンで検索クエリに追加した検索基準のリストです。
「基準名」という見出しの横にあるチェックボックスをオンにすると、そのリストの検索基準がすべて選択されます。検索基準を個別に選択するには、リスト内の各基準の横にあるチェックボックスをオンにします。選択した基準は、「除去」ボタンを使ってリストから除去できます。
• 「演算子」 - リストの各基準に対して、検索に使用する比較条件を指定します。
演算子の種類は検索基準ごとに異なります。たとえば、基準 Name には、Equals と Not equals の演算子があります。日付に基づく基準 (Created on など) では、演算子の範囲のリストがある場合と、Between 演算子を使用して具体的な日付の範囲を入力できる場合があります。
• 「値」 - リストの各基準に対して、検索結果を取得するために使用する値を指定します。
値の種類は検索基準ごとに異なります。Name のような基準では、文字列を入力できます。日付に基づく基準では、「演算子」 フィールドで値が設定されるため、このフィールドは編集できません。State のような基準では、フィールドのリストから値を選択します。