Equation Editorの書式メニュー
書式設定コマンドを使って、文字や定義式の外観を変更したり位置を微調整できます。以下に、「TeX 入力」、「フレーズ」、「スペース」、「フォント」、「サイズ」を説明します。
• 「TeX 入力」では、Equation Editor に TeX コマンドまたはマクロを入力できます。
• 「フレーズ」では、インラインの数式の間に表示されるような、非数式の短いテキストを入力できます。
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「フレーズ」オプション使用中はスペースバーで直接スペースを入力できるので、注意してください。フレーズ内のシンボルは、文字エンティティとして挿入されない限り、許可されません。
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• 「スペース」オプションは、文字間にスペースを挿入します。スペースの種類はさまざまで、小、中、大、クワタ、Q クワタのほか、文字間のスペースを減らす否定スペース (小) があります。
• 「フォント」オプションは以下のとおりです。
◦ 「Roman」
◦ 「太字」
◦ 「Math 斜体」
◦ 「Calligraphic」 (大文字のみ)
◦ 「Blackboard」
◦ 「テキスト斜体」
◦ 「コンピュータ」
◦ 「Fraktur」
• 「サイズ」オプションでは、数式で使用される文字のEquation Editorのデフォルトサイズをオーバーライドできます。文字は通常、定義式内のほかの文字に関連した配置に従い (つまり、上付き文字 D はテキストレベルの D より小さい)、かつ、周囲のテキストに関連した定義式全体の位置に従い (一部の表示シンボルがインラインで使用される同じシンボルより少し大きい)、サイズ変更されます。このオプションを選択すると、文字サイズを特別に制御できます。「テキスト」、「表示」、「スクリプト」、および「Scriptscript」の各オプションは、ハイライト表示した文字のサイズを変更します。(上記の) フォント変更メソッドを使用して、数式内のシンボルのサイズを変更します。
◦ 「テキスト」はインライン式のサイズであり、周囲のテキストのサイズと同じ。
◦ 「表示」サイズは、「テキスト」より少し大きい。
◦ 「スクリプト」サイズは、上付き文字と下付き文字に設定する小さい文字。
◦ 「Scriptscript」は、上付き文字と下付き文字のスクリプトに設定する非常に小さいサイズ。
「テキスト」、「表示」、「スクリプト」、「Scriptscript」の実際のポイントサイズは、設定ファイルによって制御されます。