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グラフィック挿入の概要
Arbortext Editor は、文書ファイルに直接追加するのではなく、外部グラフィックファイルを参照することにより、文書にグラフィックを入れます。文書型定義 (DTD) によって、エンティティまたはファイル参照のいずれによってグラフィックを参照するかが決まります。
また、DTD によって文書内のグラフィックの表示方法も決まります。グラフィック参照は、インライングラフィックまたはブロックグラフィックとして挿入できます。インライングラフィックは、それらを囲むテキストとともに行内に存在し、新規行を開始または終了しません。ブロックグラフィックは、その前後に改行が入ります。
グラフィックエンティティを使用すると、文書のポータビリティが向上します。複数の文書でグラフィックを参照しているときに、グラフィックファイルの場所を変更した場合は、カタログファイル内でその場所を変更するだけで、文書内のエンティティ参照は有効なままになります。
記法は、グラフィックアプリケーションと特定の種類のグラフィックを関連付けるために使用します。記法を文書に挿入する場合は、記法をグラフィックエンティティと関連付けなければなりません。記法は、公開識別子またはシステム識別子を使用して、グラフィックアプリケーションの実行可能ファイルに解決される必要があります。
グラフィックファイルにプレビュー可能なビットマップが含まれており、グラフィック表示が文書で有効な場合は、グラフィック参照を挿入した後にグラフィックイメージが編集ウィンドウに表示されます。