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リクエストのキュー
Arbortext PE サーバーにキュー機能が備わっている場合、「ファイル」 > 「パブリッシング」メニューのオプションを選択したとき、パブリッシングダイアログボックスに「キュートランザクション」チェックボックスが表示されます。Arbortext PE サーバー上にキュー登録されているパブリッシングリクエストをトランザクションと言います。これらのトランザクションは、サーバー側でのキュー処理設定に基づいて実行されます。
パブリッシングリクエストを送信した後、「ツール」 > 「キュートランザクション」の順に選択してキュートランザクションを開き、それまでに送信したトランザクションのリストを表示できます。Arbortext Publishing Engineで該当するオプションを選択している場合は、キューリクエストを送信した後、このリストが自動的に表示されます。
「キュートランザクション」の表示、設定、変更が可能かどうかは、状況によって異なります。
Arbortext Publishing Engine パブリッシングが有効でない場合、このチェックボックスは表示されません。
Arbortext PE サーバーがキュー登録を必要とする場合、「キュートランザクション」チェックボックスはオンになります。ユーザーはこの設定は変更できません。すべてのリクエストが自動的にキューに格納されます。
Arbortext PE サーバーがキュー登録を禁止している場合、このチェックボックスはオフになります。ユーザーはこの設定を変更できません。いずれの場合も、即座に結果が返されます (サーバーの動作状況、ネットワークトラフィックなどによって異なります)。
Arbortext PE サーバーでキュー登録が許可されており、各リクエストをキューに格納するかどうかを Arbortext Editor ユーザーが選択できる場合、このチェックボックスの状態は、「環境設定」ウィンドウの「Publishing Engine」パネルで「パブリッシングトランザクションをキューに入れる」環境設定がオンになっているかどうかに左右されます。この場合、チェックボックスの設定はユーザーが変更できます。さらに、その設定は次のパブリッシングリクエストにも適用されます。
「トランザクション名」は、「キュートランザクション」チェックボックスのオン/オフに関係なく使用できます。パブリッシングされる文書がどのようなものか、読んでわかるような名前をキュートランザクションに付けることができます。
また、「キュートランザクション名」を選択して、「環境設定」ウィンドウの「Publishing Engine」パネルからキュートランザクション名を設定することもできます。詳細については、「キュートランザクション名」ダイアログボックスを参照してください。
パブリッシングダイアログボックスにある「名前を付けて保存」フィールド、「出力ディレクトリ」フィールド、および「表示」チェックボックスの動作は、「キュートランザクション」チェックボックスがオンかオフかによって異なります。「キュートランザクション」を選択した場合は、トランザクション結果を取得する時点で、「名前を付けて保存」フィールドと「表示」フィールドを指定するよう求められます。「キュートランザクション」チェックボックスをオンにすると、「名前を付けて保存」フィールド、「出力ディレクトリ」フィールド、「表示」チェックボックスが無効になり、その値がクリアされます。これらのフィールドに値を入力した場合は、「キュートランザクション」チェックボックスをオフにしたとき、それらの値が再び表示されます。
キュー環境設定の詳細については、Arbortext Publishing Engineを参照してください。