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プロファイルしたエレメントでのシェードの使用
シェードを設定して、プロファイル、プロファイルグループ、または個別の値を区別できます。1 種類以上のプロファイル情報に対して色を指定することで、文書型で使用可能なプロファイルを視覚的に表現し、文書にプロファイルされているエレメントを表すことができます。
シェードは、文書型をサポートするプロファイルコンフィギュレーションファイル (PCF) で設定します。Profile エレメントの shadingBackground 属性を参照してください。
PCF で設定を行った後、set showprofileshading ビューコマンドを使用して、文書でシェードを有効化できます。シェードは次の場所に表示されます。
「プロファイルを適用」ダイアログボックス - プロファイルグループ、下位カテゴリ、および値が、PCF で関連付けられている色で表示されます。
ダイアログボックスを、プロファイルのシェードを有効にした編集ビューから呼び出したときに表示され、プロファイルはシェード属性で設定されます。
PCF に関連付けられた文書 - エレメントのプロファイル値に PCF で設定されたシェード色が関連付けられている場合、エレメントがその色で編集ビューに表示されます。また、文書マップビューおよび列ビューでは、文書はプロファイルされたエレメントを表す アイコンで表示されます。
プロファイル、プロファイルグループ、および個別の値の色に加え、プロファイルの競合を示す色を文書型に指定することもできます。エレメントに色の異なる複数のプロファイル値が割り当てられている場合、エレメントはこの色で表示されます。競合の色は、PCF で ProfileClasses エレメントの conflictShadingBackground 属性に設定します。
プロファイルのシェードを使用する場合は、実装に関して次の点に注意してください。
メインのプロファイルエイリアスに設定した色は、デフォルトの色と見なされます。プロファイルのシェードが個別に指定されていないプロファイル値では、デフォルトの色が使用されます。
「プロファイル」下位カテゴリ (フォルダ) の色が設定されている場合、プロファイルのシェードが個別に設定されていないフォルダ内では、すべての値にフォルダの色が使用されます。
2 つのプロファイル値に同じ色が指定されている場合は、競合と見なされません。
表の場合、プロファイルによって祖先タグに設定された背景色と、セルに個別に設定された背景色が一致していると、競合が発生する場合があります。この場合、force フラグがオンであれば、セルは背景色を継承します。フラグがオンでなければ、セルに個別に設定されたシェードが表示されます。
シェードの色がプロファイルのシェードによって設定される場合、force フラグはオンに設定されます。この場合は、セルの色が上書きされます。つまり、プロファイルのシェードが、同様にシェードを設定しているコンテンツより優先されることも意味しています。
文書マップビューでは、表アイコンはプロファイルアイコンよりも優先されません。プロファイルが設定されているタグでは、表タグを含め、タグ名がプロファイルのシェード色に設定されます。
DITA トピックとマップを操作している場合、プロファイルのシェードでは DITA 属性のカスケード効果は表示されません。たとえば、親のプロファイル属性で audience="novice" が設定されていて、子エレメントで audience="expert" が設定されている場合、子では実質的に audience="novice expert" が設定され、シェード色を設定できません。
プロファイルのシェードは次の関数でサポートされます。
profile_shadingbackground()
profile_conflictshadingbackground()
profile_values_shadingbackground()
profilenode_shadingbackground()
dlgitem_set_background_at()
dlgitem_get_background_at()
dlgitem_set_foreground_at()
dlgitem_get_foreground_at()