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「ライセンスエラー」ダイアログボックス
PTC Arbortext ソフトウェアでライセンスが見つからない場合に、このダイアログボックスが表示されます。エラーのレポートともに、詳細がある場合はそれも表示されます。ソフトウェアがライセンスを取得できない理由はさまざまです。ライセンス情報は、システム上の PTC_D_LICENSE_FILE 環境変数に格納されます。「ライセンスソース」には、現在のライセンス設定に関する既知の情報がすべて表示されます。
フローティングライセンスの場合は一般に、ライセンスサーバーがダウンしているというエラーメッセージ、またはすべてのライセンスが使用中であるというエラーメッセージが表示される可能性があります。その場合は、数分後にもう一度お試しください。それでも問題が解決しない場合は、ライセンス管理者にご相談ください。
ノードロックライセンスの場合、エラーメッセージにライセンスへのパスが無効であると表示される可能性があります。その場合は、ライセンスファイルを探してパスを更新する必要があります。
ライセンス情報が未定義あるいは不正である場合は、「更新のソース」で新しいライセンス情報または正しいライセンス情報を入力する必要があります。ライセンスのインプリメンテーションに応じて、以下のいずれかのシナリオに基づいてライセンス情報を入力します。
ノードロックライセンスファイルの場合は、ライセンスファイルパスを入力します。ライセンスファイルの場所は、「ブラウズ」で確認できます。
単独のフローティングライセンスの場合は、ライセンスサーバーの <ポート>@<サーバー名> の情報を入力します (例: 6789@aberdeen)。
3 つ組サーバー構成の場合は、
<ポート>@<サーバー名 1><ポート>@<サーバー名 2>ポート@<サーバー名 3> の情報を入力します。
例:
3456@able,3456@baker,3456@charlie
ノードロックライセンスとフローティングライセンスの組み合わせの場合は、ライセンスのファイルパスとポートおよびサーバー名の両方を入力します。各タイプのライセンスオプションは、セミコロン (;) で区切ります。例:
C:\User Data\All Users\Application Data\Arbortext\lm_12345678_standard.txt;3456@able,3456@baker,3456@charlie
ライセンス情報を入力または訂正したら、「再試行」をクリックします。これが正しく実行されると、確認のために「ライセンス取得」ダイアログボックスが表示されます。「更新されたソース」に、入力した情報が表示されます。「保存」をクリックすると、この情報が PTC_D_LICENSE_FILE 環境変数に格納されて、今後の PTC Arbortext セッションで使用されます。ライセンス問題に対して一時的な対策を講じた場合は、「保存しない」を選択します。これにより、環境変数を変更せずにセッションを開始することができます。
ライセンスを持っていない場合の対処方法は、以下のとおりです。
PTC サポート Web サイトからノードロックライセンスを取得します。PTC.com の Web アカウントの顧客ログイン名とパスワード、お客様番号、ホスト ID が必要です。ホスト ID はコンピュータの物理アドレスで、「ライセンスエラー」ダイアログボックスに表示されます。
ライセンス管理者から、フローティングライセンス情報を取得します。前述のとおり、ポートおよびサーバー名が必要になります。
ライセンスのタイプ、およびライセンスのリクエストに関する詳細は、ライセンス情報を参照してください。
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Arbortext Publishing Engine InteractiveArbortext PE サーバー 上で使用しているときにこのエラーが発生する場合は、このダイアログボックスから PTC_D_LICENSE を設定することにより、ユーザー変数が設定されます。Arbortext PE サブプロセスでライセンスを確実に利用できるようにするには、PTC_D_LICENSE をシステム環境変数として設定する必要があります。詳細については、Installation Guide for Arbortext Publishing EngineArbortext Publishing Engine Licensing を参照してください。