PTC_D_LICENSE_FILE 環境変数
PTC Arbortext ソフトウェアは、開始時に PTC_D_LICENSE_FILE 環境変数を自動的に参照します。この変数の設定によって、ノードロックライセンスファイルへのパス、またはフローティングライセンスを取得する場合は port@servername の指定が提供されます。初めて Arbortext ソフトウェアを使用する場合、ソフトウェアは PTC_D_LICENSE_FILE の有効なライセンスソースをチェックします。これが存在しないか値が不正な場合は、ユーザーが指定する必要があります。
PTC_D_LICENSE_FILE を追加またはリセットする必要がある場合は、以下の方法を選択してください。
• ノードロックライセンスファイルの場合は、その値をライセンスファイルのパスに設定します。
• 単独のフローティングライセンスの場合は、その値を <ポート>@<サーバー名> に設定します (例: 6789@aberdeen)。
• 3 つ組サーバー構成の場合は、以下のように値を設定します。
<ポート>@<サーバー名 1>、<ポート>@<サーバー名 2>、ポート@<サーバー名 3>
例:
3456@able,3456@baker,3456@charlie
• ノードロックライセンスとフローティングライセンスを組み合わせて使用する場合は、ライセンスファイルパスと<ポート>@<サーバー名> の両方の値を設定します。各タイプのライセンスオプションは、セミコロン (;) で区切ります。例:
C:\User Data\All Users\Application Data\Arbortext\lm_12345678_standard.txt;3456@able,3456@baker,3456@charlie
システム管理者はユーザーのコンピュータにライセンス情報を配備している可能性があります (
PTC_D_LICENSE_FILE 環境変数に格納されます)。このため、ライセンスの問題が発生しない限り、ユーザーは情報の入力を求められない可能性があります。詳細については、
Windows で選択できるインストール方法および
「ライセンスエラー」ダイアログボックスを参照してください。