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数式を含むページのレイアウト
数式をサポートする文書型には、fd と呼ばれる表示式のエレメントと、f と呼ばれるインライン式のエレメントが含まれている必要があります。たとえば、Arbortext Editor に備わっている report.dtd 文書型には、以下のエレメントが含まれています。
<!ELEMENT eqdisplay - - (caption?, fd) >
<!ELEMENT eqinline - - (f) >
Arbortext Editor は、Arbortext パスentities サブディレクトリにある ati-eqn1.ent ファイルにアクセスします。
スタイルシートで、ほかのブロックエレメントの場合と同様に段落内スペースとインデントを設定し、ほかのインラインエレメントと同様に、インライン式の文字書式を設定します。たとえば、表示式の前後に行を追加したり、インライン式のフォントサイズを変更したりします。
Arbortext Editor で、表示式を含むページを書式設定する際、表示式の直前の段落の最終テキスト行が表示式の表示を妨げないように、表示式と直前の段落との間のスペースが自動的に調整されます。前段落の最終行が短く、表示式の表示を妨げない場合は、Arbortext Editor により、前段落と表示式の間に最小限のスペースが適用されます。前段落の最終行が長く、表示式の表示を妨げている場合は、前段落と表示式の間に多くのスペースが設けられます。したがって、同じ文書内ですべて同じように書式設定されていても、段落と表示式の間の距離はそれぞれ異なります。