ベースラインの作成
ベースラインとは、特定の時点における文書オブジェクトのスナップショットです。PTC サーバー接続時には、新規オブジェクトを PTC サーバーに追加する際、または既存のオブジェクトをチェックインする際に、そのオブジェクトのベースラインを作成できます。ベースラインには、対象オブジェクトとすべての依存オブジェクトが含まれます。ベースラインを作成するには、システム管理者に依頼して、siteprefs.xml 設定ファイルでベースライン作成を有効にしておく必要があります。Windchill ProjectLink に保存されているオブジェクトのベースラインは作成できません。
以下の方法でベースラインを作成できます。
1. 新しい PTC サーバーオブジェクトのベースラインを作成する場合は、以下の手順に従います。
a. Arbortext Editor でオブジェクトを開きます。
b. > を選択します。
「名前を付けて保存プロパティ」ダイアログボックスが開きます。
c. 必要であれば、新しいオブジェクトの名前とフォルダを入力します。
d. 「ベースラインを作成」オプションを選択します。
次の 2 つのオプションが有効になります。
e. 必要であれば、新しいベースラインの名前とフォルダを入力します。
f. 「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
選択したオブジェクトとその依存オブジェクトが PTC サーバーに保存され、新しいベースラインに追加されます。
2. チェックアウトしている PTC サーバーオブジェクトのベースラインを作成する場合は、以下の手順に従います。
a. Arbortext Editor でオブジェクトをチェックアウトし、必要に応じて編集します。
b. > を選択します。
「チェックイン」ダイアログボックスが開きます。
c. 必要であれば、チェックインのコメントを入力します。
d. 「ベースラインを作成」オプションを選択します。
次の 2 つのオプションが有効になります。
e. 必要であれば、新しいベースラインの名前とフォルダを入力します。
f. 「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
選択したオブジェクトとその依存オブジェクトが PTC サーバーにチェックインされ、新しいベースラインに追加されます。