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オフラインでの作業
PTC サーバー接続では、PTC サーバーから切断してオフラインで作業できます。オフラインで作業するには、最初に、オフライン時に使用するワークスペースを選択する必要があります。PTC サーバーから切断するか、または Arbortext Editor を閉じる時点で、PTC サーバー接続により、選択したワークスペースのすべての文書とグラフィックオブジェクトがローカルシステムにダウンロードされます。オフラインセッションでは、オフライン用として選択したワークスペースのみを使用できます。また、オフライン作業時に修正できるのは、PTC サーバーから切断するときに選択したワークスペースでチェックアウトしたオブジェクトのみです。
アクティブなオフラインセッションがある場合、オフラインのワークスペースで文書を編集しているとき、Arbortext Editor ではタイトルバーに「オフライン」と表示されます。「ブラウザ」をオフラインで使用しているときも、ブラウザのタイトルバーに「オフライン」と表示されます。オフライン作業中は、PTC サーバーへのアクセスを必要としない PTC サーバー接続機能のみを使用できます。オフライン作業時に使用できない機能はインタフェースで無効になります。
オフラインで作業するとき、「オブジェクト」 > 「ブラウズ」を選択してブラウザを開き、ワークスペースのコンテンツにアクセスして、文書オブジェクトを表示および編集できます。「オブジェクト」 > 「ワークスペースを変更」を選択して「アクティブワークスペースを変更」ダイアログボックスを開き、オフライン用として選択してある別のワークスペースに切り替えることができます。また、「オブジェクト」 > 「接続」を使用すれば、いつでも PTC サーバーに接続して変更をチェックインしたり、新しい文書をサーバーに追加したりできます。
オフラインでの作業方法は以下のとおりです。
1. 現在 PTC サーバーに接続している場合は、以下の手順に従ってオフラインに切り替えます。
a. Arbortext Editor で、「オブジェクト」 > 「オフラインで作業」を選択します。
「オフラインで使用するワークスペースを選択」ダイアログボックスが開きます。
b. 「オフラインで使用するワークスペースを選択」ダイアログボックスで、オフライン作業時に使用するワークスペースを選択します。
アクティブなワークスペースはデフォルトで選択されます。
オフライン作業で使用するワークスペースを後で選択する場合は、「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じ、PTC サーバーセッションを続行します。
c. 「今すぐサーバーから切断」オプションを選択して「OK」をクリックし、ダイアログボックスを閉じます。
サーバーから切断するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。
d. 「はい」をクリックします。
「オフラインでの使用を準備しています」ダイアログボックスが開き、PTC サーバー接続によって、選択したワークスペースのコンテンツがオフライン用としてダウンロードされます。ワークスペースのダウンロードを「キャンセル」した場合は、実行中のダウンロードが完了してから処理が停止します。
必要なすべてのオブジェクトをダウンロードするとこのダイアログボックスが閉じて、「ワークスペースを選択」ダイアログボックスが表示されます。
e. 「ワークスペースを選択」ダイアログボックスの「ワークスペース」オプションで、オフライン作業時に使用するワークスペースを選択します。「OK」をクリックします。
ダイアログボックスが閉じ、Arbortext Editor によってオフライン作業セッションが開始されます。
2. 現在 PTC サーバーから切断している場合にオフラインで作業するには、以下の手順に従います。
a. Arbortext Editor を開き、「オブジェクト」 > 「接続」を選択します。
「接続」ダイアログボックスが開きます。
b. 「接続」ダイアログボックスで、適切な PTC サーバーを選択し、「オフラインで作業」チェックボックスをオンにします。
このダイアログボックスのその他のオプションを使用できなくなります。
c. 「次へ」をクリックします。
「ワークスペースを選択」ダイアログボックスが開きます。オフラインで使用するワークスペースを選択していない場合、このダイアログボックスには、オフラインで使用できるワークスペースがないことを知らせるメッセージが表示されます。その場合は、PTC サーバーに接続して、オフラインで使用するワークスペースを選択します。
d. 「ワークスペースを選択」ダイアログボックスの「ワークスペース」オプションで、オフライン用のワークスペースを選択します。その後、「完了」をクリックします。
ダイアログボックスが閉じ、Arbortext Editor によってオフライン作業セッションが開始されます。
オフラインで作業するときは、以下の点に注意してください。
PTC サーバーとのネットワーク接続が途切れた場合、またはサーバーに障害が発生した場合は、切断時に有効だったワークスペースのオブジェクトを使用してオフラインで作業できます。
飛行機の機内など、ネットワークにアクセスできない場所でオフライン作業に切り替えるには、Arbortext Editor の固定ライセンスが必要です。
コンテンツ参照を含む DITA 文書で作業する場合、それらの参照のソースオブジェクトが、オフライン用として選択したワークスペースに自動的に追加されない可能性があります。
すべてのコンテンツ参照のソースをワークスペースへ追加するには、「編集」 > 「解決された文書を編集」 > 「スタイル用」を選択するか (DITA マップの場合)、「編集」 > 「スタイルの解決された文書を編集」を選択して (DITA トピックの場合)、解決された文書を生成します。このプロセスにより、既存のすべてのコンテンツ参照のソースオブジェクトがワークスペースに追加されます。これで、解決された文書を開いたあと、そのまま閉じることができます。
オフライン時には、バーストコンフィギュレーションファイルを使用できません。