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グラフィックと数式の GIF への変換
文書を Web に発行するときは、グラフィックと数式が標準 Web ブラウザ対応のファイル形式であることが条件となります。Arbortext Editor では、サポート対象のグラフィックが自動的に GIF へ変換されます。Arbortext Editor では、GIF、JPEG、PNG、および SVG (オプション) のグラフィックは変換されません。これらのファイル形式は、一般的なほとんどのブラウザに対応しているためです。Postscript 非対応のプリンタを使用して文書を印刷する際、Arbortext Editorは、相当する低解像度のビットマップを使用して、すべての EPS グラフィックを印刷します。詳細については、「EPS (PostScript)」を参照してください。
Arbortext Editorはグラフィックを GIF に変換する際、画面表示の色深度を変換の基礎に置きます。画面の色深度が 256 色を超える場合、Arbortext Editor はイメージを 256 色に変換します。画面の色深度が 256 未満の場合、Arbortext Editor はイメージをその数の色に変換します。
たとえば、ソースイメージと画面表示の両方がトゥルー カラーの場合は、Arbortext Editor はイメージを 256 色 GIF に変換します。ただし、ソースイメージがトゥルー カラーで画面表示が 16 色の場合は、Arbortext Editor はイメージを 16 色 GIF に変換します。
1. 「ファイル」 > 「パブリッシング」を選択します。
2. 「パブリッシング」のサブメニューから、「Web 用」「HTML ヘルプ用」、または「HTML ファイル」を選択します。
GIF、JPEG、SVG、または PNG 以外のファイル形式のグラフィックと数式が文書に含まれている場合は、互換性のないグラフィックを GIF に変換するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
3. Web 発行文書で Arbortext Editor によってグラフィックおよび数式を GIF に変換するには、「はい」を選択します。グラフィックおよび数式は、Arbortext Editor 文書内ではオリジナルの形式のままになります。
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Arbortext Editor は、あらかじめスケールおよびクロップしたグラフィックをスケールおよびクロップしてから、それらを GIF に変換します。
グラフィックおよび数式をオリジナルの形式のままにしておくには、「いいえ」を選択します。
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「いいえ」を選択すると、互換性のないグラフィックおよび数式は、Web 発行文書では表示されません。代わりに、壊れたグラフィックアイコンがその場所に表示されます。