ユーザー定義タグ処理命令
Arbortext Editor には、ユーザー定義タグ (UDT) の処理命令 (PI) が 2 種類あります。これらの処理命令は、SGML ソースでのみ参照できます。
• 文書内で使用されている UDT の定義を含む PI。この PI は、最初の文書エレメントの前に表示されます。以下に例を示します。
<?Pub UDT p para>
は <p> の UDT を定義する PI であり、<para> タグの代わりに使用できます。
また、Arbortext Editor が自動的に作成する以下の UDT PI を含みます。
◦ _bookmark UDT - ブックマークや Quickmark として使用します。
◦ _target_N UDT - ハイパーリンク作成時に作成します。
◦ _nopagebreak および _nocolumnbreak - 対応する「タッチアップ」メニューアイテムを使用する場合に作成します。これらは _touchup をベースにした UDT です。
上記の PI については、 > を行っても検索できませんが、show usertags コマンドを使用して UDT の定義内容を確認することはできます。
• タグの後ろに位置し、そのタグが実際には PI であることを示す PI。PI の UDT は、DTD エレメントの UDT とは異なる PI を生じます。DTD エレメントの UDT としてタグ付けを行う PI は、 > を行っても検索できませんが、OID が UDT タグの場合は、oid_name(oid) は UDT 名を返します。