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メッセージ指向ミドルウェアへの新規ブローカの追加
ブローカはメッセージ指向ミドルウェアにおいて中心的な役割を果たします。ブローカは、メッセージのルーティングと送信、ユーザーの認証、パフォーマンスモニター用データの収集を行います。ブローカは、アプリケーションクライアントと管理クライアントの両方への接続を確立するため、いくつかのワイヤプロトコル上に階層化された接続サービスをサポートしています。
必要条件
メッセージ指向ミドルウェアがインストールされている
LDAP でベース URI が作成されている
メッセージ指向ミドルウェアに新規オブジェクトストアが追加されている
手順
以下のプロパティ情報を手動で入力する必要があります。
名前
ホスト
localhost
例: sin-kownc.ptcnet.ptc.com
プライマリポート
7676
ユーザー名
admin
パスワード
admin
新規ブローカを追加するには、次の手順に従います (Windows の場合)。
1. <MessageOrientedMiddleware_ホーム>\mq\bin\run\imqadmin.exe を実行します。
2. メッセージ指向ミドルウェアのコンソール領域で「Brokers」を右クリックして新規ブローカを追加します。この例ではラベル GatewayBroker が使用されています。必要なラベルを使用します。
3. 次の図に示すように、表に示されているプロパティ値を「Broker Properties」ウィンドウに追加します。
4. ターミナルウィンドウで、メッセージキューの実行ファイルがあるディレクトリに移動します。
プラットフォーム
場所
Solaris
/usr/bin/
Linux
/opt/imq/bin/
Windows
IMQ_Home/mq/bin/
5. 次の起動コマンドを入力することでブローカを実行します。
imqbrokered —tty
オプション -tty を指定した場合、すべてのログメッセージが (ログファイルだけでなく) ターミナルコンソールに表示されます。ブローカが起動し、imqbroker@host:7676 ready. というメッセージが表示されます。クライアントがブローカを使用可能になります。