オブジェクトのチェックアウト

Windchill システムでオブジェクトを修正するには、チェックアウトを実行します。これによりデータベース内でオブジェクトがロックされ、チェックアウト中にほかのユーザーがそのオブジェクトを修正できなくなります。チェックアウトを解除するか、オブジェクトをチェックインすると、そのオブジェクトのロックが解除され、ほかのユーザーが再度使用できるようになります。

次の基準を満たしている場合、オブジェクトをチェックアウトできます。

• そのオブジェクトがチェックインされており、自分自身または別のユーザーによってチェックアウトされていない。

• そのオブジェクトをチェックアウトするための修正アクセス許可がある。

• そのオブジェクトタイプが Windchill でバージョン管理されている。フォルダ、CAD ドキュメント、注記、変更管理オブジェクトなどの一部のオブジェクトはバージョン管理されないオブジェクトであり、チェックアウトやチェックインを行うことはできません。

この設定は「作成および編集」 > 「最新でない作業版数のチェックアウトを許可」プリファレンスを使用して変更できます。詳細については、プリファレンス管理を参照してください。

「チェックアウト」操作を使用してオブジェクトをチェックアウトするには、以下の手順に従います。

1. 次のいずれかの場所から「操作」メニューの「チェックアウト」を選択します。

2. オブジェクトは自動的にチェックアウトされ、ページが再表示されます。「チェックアウト中」アイコン

などのチェックアウトステータスアイコンが表示されます。「ホーム」

> 「チェックアウト済み作業」テーブルに、そのオブジェクトの作業コピーが、自分がチェックアウトしたその他すべてのオブジェクトとともに表示されます。

オブジェクトをチェックインするまで、作業コピーに加えた変更内容は、ほかのユーザーに表示されません。「操作」リストから「チェックアウトを解除」操作を選択することで、オブジェクトに変更を加えずにチェックインできます。詳細については、チェックアウトの解除を参照してください。