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ThingWorx HA をインストールする前の必要条件
ThingWorx HA システムでは、ThingWorx をインストールする前に行う必要がある追加の設定があります。
ThingWorx HA のプラットフォームの設定
ThingWorx HA のファイルストレージ
ThingWorx HA のプラットフォームの設定
ThingWorx のすべての展開と同様に、ThingWorx HA 展開では platform-settings.json ファイルが ThingworxPlatform の保存場所に存在する必要があります。HA 展開のすべての ThingWorx サーバーが同じ platform-settings.json ファイルまたはその同一コピーにアクセスできなければなりません。以下の ThingWorx HA のファイルストレージで、この要件を管理するためのいくつかの提案を行っています。
platform-settings.json の詳細については、展開するバージョンの Installing ThingWorx ガイドおよび platform-settings.jsonファイルを参照してください。
ThingWorx HA システムのほとんどの関連設定について以下で説明しています。これらおよびその他の HA 設定については前述のドキュメンテーションに説明がありますが、ThingWorx HA システムが動作するためには多くの場合、以下の設定が修正されます。
基本設定
EnableHA - platform-settings.json 内の HA 設定を適用するかどうか。この値が true の場合に HA 設定が適用されます。
password - 上記のデータベーススキーマユーザーのパスワード。
HA の設定
CoordinatorHosts - ThingWorx HA 構成で使用される ZooKeeper サービスを構成する ZooKeeper サーバーのコンマ区切りリスト。文字列パターンは <IP アドレス>:<ポート番号> です ("127.0.0.1:2181, 127.0.0.2:2181" など)。
LoadBalancerBase64EncodedCredentials - <ユーザー>:<一意のパスワード> というフォーマットの base64 エンコードの文字列。ロードバランサーは ThingWorx インスタンスに接続してリーダーステータスをチェックする際、同じエンコードされた資格証明を渡す必要があります。
永続化プロバイダパッケージの設定 - 効果的な HA 構成となるためには、ThingWorx とそのデータベースが同じサーバー上で動作していてはなりません。データベースが PostgreSQL か MS SQL Server かにかかわらず、これらの設定をデフォルト値からおそらく変更する必要があります。
jdbcUrl - ThingWorx がデータベースに接続するときに使用する jdbc url。
username - ThingWorx スキーマを所有するか ThingWorx スキーマへの権限を持つデータベーススキーマユーザー。
password - 上記のデータベーススキーマユーザーのパスワード。