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コンフィギュレーションサービスの操作
アドバンスグリッドまたはアドバンスツリーグリッドを動的に設定するには、以下の手順に従います。
1. ThingWorx Composer で、JSON オブジェクトとして結果を出力する JavaScript コンフィギュレーションサービスを記述します。
2. グリッドを作成している Mashup Builder で、このコンフィギュレーションサービスを右側のパネルに別のエンティティとして追加します。
3. 右側のパネルのコンフィギュレーションエンティティから、「戻されたデータ」/「すべてのデータ」の下の result をグリッドにドラッグして Configuration プロパティにバインドします。
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コンフィギュレーションサービスをグリッドにバインドすると、Mashup Builder パネル内のほとんどのプロパティが消えます。コンフィギュレーションサービスのバインドが解除されると、その他のプロパティが再び表示されます。
4. 完成したマッシュアップを保存して表示します
コンフィギュレーションサービススクリプトの記述
次のいずれかの方法で、コンフィギュレーションスクリプトを記述できます。
Composer で Thing に新規サービスを作成し、オリジナルの Javascript を記述します。コードスニペットやその他の便利なショートカットが含まれているいくつかのタブを使用できます。
任意のテキストエディタで Javascript サービスを記述し、Composer 内の Thing のサービスのスクリプトウィンドウ内にコピーします。
いずれかのサンプルコンフィギュレーションサービスを修正します。サンプルサービスを操作するには、ThingWorx Foundation の「PTC ソフトウェアのダウンロード」ページにあるサンプルファイルを保存してからインポートします。詳細については、 アドバンスグリッドのサンプルファイルを参照してください。
インポートしたいずれかのサンプルコンフィギュレーションサービスを ThingWorx Composer で操作するには、次の手順に従います。
1. 「モデリング」/「Thing」に移動し、Thing GridAdvancedExampleServices を開きます。
2. 左側のパネルで「サービス」をクリックすると、使用可能なサンプルサービスが右側に表示されます。
3. いずれかのコンフィギュレーションサービスを選択し、「編集」をクリックしてスクリプトウィンドウを表示します。
4. 見やすくするために「フルスクリーン」をクリックします。
5. スクリプトを修正して保存します。詳細については、次の「コンフィギュレーションサービスのパラメータ」のセクションを参照してください。
コンフィギュレーションサービスのパラメータ
コンフィギュレーションサービスのスクリプトには次のパラメータセクションが含まれています。
Columns - 列ヘッダーや複数列の並べ替え順序など、グリッド内の列を定義する、列定義および追加のいくつかのプロパティが含まれています。
ほとんどの列定義プロパティは Mashup Builder のプロパティと容易に対応付けられます。ただし、次の列定義プロパティは、グリッドのデータソースがデータシェイプに関連付けられている場合にのみ Mashup Builder で使用できます。その場合、次のプロパティが「グリッド列を設定」ダイアログボックスの同様のオプションに対応しています。
hidden - グリッドの特定の列を初期状態で表示するか非表示にするかを定義します。エンドユーザーは列ヘッダーを右クリックすることで、ランタイムで列を非表示にしたり再表示したりできます。Mashup Builder/「グリッド列を設定」の「表示」プロパティに対応します。
inLayout - グリッドの特定の列がエンドユーザーに見えるようにするかどうかを定義します。false に設定した場合、エンドユーザーにその列は見えなくなり、その外観を制御することはできません。ただし、その列内のデータは引き続き状態のフォーマットに使用できます Mashup Builder/「グリッド列を設定」の Exclude プロパティに対応します。
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以下に示すように、ローカライズトークンを二重角括弧で囲んで配置することで、JSON スクリプト内の列ヘッダーのタイトルをローカライズできます。ランタイムで、トークン化した値が翻訳されます。
トークン化したヘッダーを使用しているが、トークンが ThingWorx にまだ存在しない場合、ランタイムで列ヘッダーに ??? が表示されます。ThingWorx でトークンを作成または修正するには、「システム」 -> 「ローカライズテーブル」に移動し、「デフォルト」テーブル内の「ローカライズトークン」リストで作業を行います。新規トークンをデフォルトテーブルに追加するには、GridAdvancedExamplesServices Thing の一部として提供されている AddLocalizationToken サービスを使用できます。
Rows - デフォルト行選択、行の高さ、行に基づく状態フォーマットの動作など、行のプロパティ。
Styles - 背景色、境界スタイル、フォント、状態固有のスタイルなど、グリッドの外観を制御するオプションのスタイル定義。
フォントプロパティの制御はサービスを使用して設定している場合にのみ行えます。フォント選択は Mashup Builder から使用可能なプロパティではありません。
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フォントプロパティの制御はサービスを使用して設定している場合にのみ行えます。フォント選択は Mashup Builder から使用可能なプロパティではありません。
Search - グローバルサーチがあるかどうかを定義し、グリッド上のサーチボックスの位置を決めます。
resetButton - グリッドリセットオプションがあるかどうかを定義し、グリッド上の「リセット」の場所を決めます。