Mashup Builder
マッシュアップは、ThingWorx モデルからの情報を提供するために使用する Web ページビジュアリゼーションです。
Mashup Builder は、ThingWorx でビジュアリゼーション Web ページを作成するときに使用するツールであり、ここで個々のマッシュアップを定義します。マッシュアップは ThingWorx Web ページです。Mashup Builder は実装済み ThingWorx モデルに関する知識を持つコンテンツ開発者が使用することを目的として設計されており、ThingWorx 内で使用可能なデータサービスを、ウィジェットと呼ばれるビジュアリゼーションコンポーネントのセットと結合して、複数のソースからデータが集まる独自の Web ページを作成できます。
スタイル定義と状態定義のエンティティも Mashup Builder 内で定義します。スタイルと状態は、マッシュアップ内の個々のウィジェットのルックアンドフィール (色、フォント、色のコンテキストなど) の制御に使用されます。
これは、100% コンフィギュレーション、ゼロコードのコンテンツ開発環境です。基本的な概念は以下のとおりです。
• ウィジェットは、Web ページ上に配置するコンポーネントです。これにはデータレンダリング用のグリッドやチャートなどの Thing があります。ウィジェットにはテキストボックス、ボタン、ナビゲーションリンクなどの HTML 基本エレメントもあります。表示されているものやクリック可能なものはすべてウィジェットです。
• データサービスは、ThingWorx アプリケーションサーバー上で使用可能なサービスのリストからマッシュアップに追加されます。この後、データサービスの結果をウィジェットにバインドできます。データサービスは、マッシュアップページがロードされたときや、その他のサービスの状態やユーザーの操作に基づいて呼び出すことができます。
• ウィジェットでは、ウィジェットの目的とする機能に応じて異なるレベルでスタイルと状態がサポートされています。たとえば、テキストボックスはフォントサイズ、フォントの色、背景色のスタイルをサポートしますが、状態による色コンテキストはサポートしません。値表示はスタイルと状態をサポートします。状態定義を使用することで、データ値 (表示されている値または同じデータサービスの結果内に返される別の値) に応じて表示に適用されるスタイルを制御できます。