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ThingWorx Navigate 8.5.1 へのアップグレード
このトピックの手順に従って、ThingWorx Navigate のメンテナンスリリース (たとえば、8.5.0 から 8.5.1) にアップグレードします。
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アップグレードを開始する前に、既存の OData Connector コンフィギュレーションの詳細をメモしておいてください。これらの詳細は、アップグレード後に保持されません。
1. カスタムタスクのバックアップ: ThingWorx Navigate の既成の拡張機能を修正することによって構築されたカスタムタスクがある場合、バックアップを作成して、アップグレード後に再展開できます。これにより、アップグレードプロセス中にこれらのカスタムタスクが上書きされることを防ぎます。詳細については、ThingWorx Extension Development Guide を参照してください。
2. 現在のバージョンの ThingWorx Navigate の Tomcat を停止します。
3. ご使用のバージョンの Windchill で、アップグレードする ThingWorx Navigate のメンテナンスリリースのバージョンと互換性のある有効化パッチをインストールします。詳細については、PTC Windchill パッチのインストールを参照してください。または、アップグレード先の ThingWorx Navigate のバージョンと互換性のある Windchill CPS をアップデートすることもできます。
4. ThingWorx のアップデート: Upgrading to ThingWorx 8.5 ガイドの「Maintenance Release/Service Pack Upgrade Process」のアップグレードの手順に従います。
5. 「PTC ソフトウェアのダウンロード」ページで ThingWorx-Navigate-Release-<バージョン>-bundle.zip をダウンロードします。次の詳細なダウンロード手順を参照してください。
a. 「PTC SMART CONNECTED APPLICATIONS」を選択してから、「Release APPs」「ThingWorx Navigate 8.5」、および「最新の製造コード」を展開します。
b. ThingWorx-Navigate-Release-<バージョン>-bundle.zip を選択して、バンドルを抽出します。
6. ThingWorx Composer で、抽出されたバンドルの upgrade フォルダから PrepareForUpgrade_Navigate-8_5_0.xml ファイルをインポートします。
7. ThingWorx Composer で、抽出されたバンドルから PTCNavigate_All-<バージョン>-all_inclusive_bundle.zip 拡張機能をインポートします。
インポートしないファイルについては、以下の注記を参照してください。警告メッセージが表示された場合、これらのメッセージは無視できます。
これらの拡張機能をインストールすると、次の処理が行われます。
既存の ptc-windchill-extensionptc-navigate-framework-extension、および ThingWorx-Navigate-View-PLM-App-Extension-Bundle は上書きされます。
アップグレードプロセスでは、以前のバージョンの ThingWorx Navigate のコンフィギュレーション設定と調整が保持されます。
OData Connector からのコンフィギュレーション設定と調整は保持されません。手順 12 で説明したように、これらを手動で設定する必要があります。
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ThingWorx-Navigate-Example-<バージョン>.xml は、アップグレードした ThingWorx Navigate バージョンと同じであるためインポートする必要はありません。これをインポートすると、コネクタのコンフィギュレーションと調整が上書きされ、統合コネクタを再度設定する必要が生じます。
ファイル ptc-sample-mashup-<バージョン>.xml をインポートする必要はありません。
8. Tomcat キャッシュをクリアし、ThingWorx Navigate の Tomcat を再起動します。
9. upgrade フォルダから Integration Runtime を抽出し、次の手順を実行します。
Integration Runtime を停止します。
integration-runtime-8.0.6-b676.jar を、ThingWorx Navigate インストールの integration-runtime フォルダにコピーします。
既存の integration-runtime-8.0.5-b651.jar のバックアップを作成してから、名前を変更します。
次に、コピーした integration-runtime-8.0.6-b676.jarintegration-runtime-8.0.5-b651.jar に名前変更します。
Integration Runtime を開始します。
10. カスタムタスクの再展開: ThingWorx Navigate の既成の拡張機能を修正することによってカスタムタスクを作成した場合は、以前にバックアップしたカスタムタスクを再インポートします。
11. Windchill 認証方法を選択した場合、いくつかの追加の設定手順が必要になります。
詳細な手順については、Tomcat コンフィギュレーションへのサーブレットフィルタの追加を参照してください。
Installing ThingWorx Navigate 8.5 の「Tomcat コンフィギュレーションへのサーブレットフィルタの追加」のトピックを参照してください。
12. OData Connector を使用した Info*Engine サービスの実行のトピックの手順を使用して、OData Connector を手動で設定します。
13. Customizing ThingWorx Navigate 8.5 の「OData Connector を使用した Info*Engine サービスの実行」の手順を使用して、OData Connector を手動で設定します。
ThingWorx Navigate のアップグレードに成功しました。新しいバージョンを使用可能になりました。