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タイルへのカスタム属性の追加
タイルの再使用可能なコンポーネントには、バックエンドシステムが Windchill である属性が表示されます。タイルで表示されるカスタム属性を追加することもできます。これらは、バックエンドシステムが Windchill でない属性、または値を派生させるカスタムロジックを必要とする属性のいずれかです。
タイルコンポーネントにカスタム属性を追加するには、以下のセクションの手順に従います。
タイルのカスタム属性の作成
1. ThingWorx Composer で新規 Thing Template を作成します。「ベース Thing Template」PTC.TileAttributeModelThingTemplate として設定します。
2. 「サービス」タブで、「GetCustomAttributes」行の をクリックします。
3. ロジックを追加して、1 つ以上のカスタム属性を作成します。ObjectType の末尾は .Custom であることが必要です。この API の出力フォーマットは、JSON フォーマットの Common Communication Object です。出力の例を次に示します。
{
"data": [
{
"itemListsData": [
{
"metadata": {
"AffectedObjects": {
"label": "Affected Objects",
"type": "STRING"
}
},
"items": [
{
"AffectedObjects": {
"value": ""
}
}
],
"objectType": "PTC.ChangeMgmt.ChangeRequest.Custom"
}
],
"adapter": {
"instanceName": "windchill",
"thingName": "PTC.WCAdapter"
}
}
],
"version": "1.0.0"
}
4. 変更内容を Thing Template に保存します。
5. ThingWorx Composer で新規 Thing を作成します。「ベース Thing Template」を、前の手順で作成した Thing Template に設定します。Thing を保存します。
カスタム属性の「My タスク」調整ページへの追加
「My タスク」の調整ページにカスタム属性が表示されるようにするには、次の手順に従います。
1. ThingWorx Composer で、PTC.ViewMyTasks.TailoringPage.TilesAttributesThing という名前の Thing をサーチします。Thing を選択します。
2. 「プロパティおよびアラート」タブで、「modelThing」行の をクリックします。
3. 上記で作成した Thing の名前を入力します。PTC.ViewMyTasks.TailoringPage.TilesAttributesThing を保存します。
これで、カスタム属性が「My タスク」の調整ページに表示されるようになりました。
カスタム属性の値のフェッチ
1. 前の手順で作成した Thing Template を開きます。
2. 「サービス」タブで、「GetCustomAttributesValues」行の をクリックします。以下の入力項目があります。
input - データを取得する必要がある対象の入力 ID。
configuration - 調整ページで選択された属性。
OOTBResponse - 既成の調整属性に対する応答。
3. 必要に応じて、上記のパラメータを使用して、カスタム属性の値を取得するためのロジックを追加します。応答は次の例のようなフォーマットでなければなりません。
{
"timeStamp": "2019-08-14 15:40:45.175",
"data": [
{
"itemListsData": [
{
"metadata": {
"AffectedObjects": {
"label": "Affected Objects",
"type": "STRING"
}
},
"items": [
{
"AffectedObjects": {
"value": "5"
}
}
],
"objectType": "PTC.ChangeMgmt.ChangeRequest.Custom"
}
],
"adapter": {
"instanceName": "windchill",
"thingName": "PTC.WCAdapter"
}
}
],
"statusMessage": "OK",
"status": "200"
}
4. Thing Template を保存します。
カスタム属性のマッシュアップへの追加
1. マッシュアップを作成するか、既存のマッシュアップを開きます。
2. タイルコンポーネントをマッシュアップに挿入し、 をクリックしてコンポーネントを設定します。
3. 前の手順で作成した Thing の名前と同じ値になるように、プロパティ modelThing の値を編集します。
4. 「完了」をクリックして、マッシュアップを保存します。
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タイルコンポーネントは、「My タスク」を調整する際にカスタム属性を追加するためのカスタムモデルの組み込みをサポートしています。調整時にカスタム属性を選択した後、調整 Thing のモデルを変更して新しいカスタム属性を追加した場合、変更管理タスクコレクションの変更リクエスト詳細ページには、前に選択されていたカスタム属性が引き続き表示されます。前に選択した属性が詳細ページに表示されないようにするには、調整 Thing を更新した後で調整ページを保存してください。