溶接フィーチャーの操作について
設計プロセス全体を向上させるために、以下のテクニックを使用します。
• 溶接の複製 - 各溶接タイプの複製にはベストプラクティスがあります。
◦ フィレット、グルーブ、および突合せ溶接の場合は、複数の参照セットを使用し、1 つの溶接フィーチャー内に複数の溶接を作成します。
◦ スポット溶接の場合は、ピッチ溶接機能を使用します。
◦ プラグおよびスロット溶接の場合は、「パターンに従う」(Follow Pattern) オプションを使用します。
パターンツールを使用して設計内の溶接をパターン化することもできます。
◦ 寸法、方向、軸、および塗りつぶしパターンは、スポット溶接に使用できます。
◦ 参照パターンはすべての溶接タイプに使用できます。
|
注記 溶接のパターンを作成できますが、エッジ準備および溶接ノッチのパターンを作成することはできません。
|
• 溶接フィーチャーの寸法と定義の編集 - 溶接フィーチャーを定義し、寸法を編集することができます。パターン内の溶接の数を変更することもできます。
• 設計バリエーションの作成 - 溶接フィーチャーを抑制、レジューム、順序変更することで、さまざまな種類の溶接設計を作成できます。一部の溶接フィーチャーを抑制することで、設計での再生とグラフィックのロード時間が削減される効果もあります。通常の Creo フィーチャーのシーケンスを並べ替える場合は、対応する溶接フィーチャーも順序変更します。
• 溶接の強化 - 設計内の溶接を強化する、または両面溶接を作成するには、複数の溶接フィーチャーを組み合わせます。
• ジオメトリタイプのすばやい変更 - ジオメトリタイプを溶接設計で変換することにより、製造または設計目的で溶接およびエッジ準備を表すジオメトリタイプを変更できます。