Creo Simulate > 解析の作成 > 構造解析 > 静解析とプリストレス静解析 > 非線形解析 > 接触インタフェースを使用したモデルの静解析 > 接触インタフェースを使用したモデルの静解析
  
接触インタフェースを使用したモデルの静解析
互いに離れたり接触したりするモデルのサーフェスまたは構成部品をモデル化するには、接触インタフェースを含む静解析を使用します。これらのサーフェスやモデルは解析中に相互溶け込みすることはありません。
詳細は、接触解析の説明および要件を参照してください。
接触インタフェースを含むモデルの解析を行うには、「静解析定義」(Static Analysis Definition) ダイアログボックスの次のアイテムを選択します。
「非線形 / 荷重履歴を使用」(Nonlinear / use load histories) - 「非線形 / 荷重履歴を使用」(Nonlinear / use load histories) チェックボックスはデフォルトでオンになっています。このダイアログボックスの「非線形オプション」(Nonlinear options) 領域で「接触」(Contacts) がハイライトされています。
接触を含む静解析には、摩擦がない接触領域と無限摩擦がある接触領域が含まれることがあります。
「大変形を計算」(Calculate large deformations) - 接触を含む大変形静解析を実行するには、「大変形を計算」(Calculate large deformations) を選択します。
「拘束条件」(Constraints) - 1 つ以上の拘束条件セットを選択できます。接触を含む静解析では、球座標系および円柱座標系での強制変位を行うことはできません。
「荷重」(Loads) - 1 つ以上の荷重セットを選択できます。1 つ以上の荷重セットまたは強制変位付きの拘束条件セットを選択する必要があります。
さらに、「静解析定義」(Static Analysis Definition) ダイアログボックスの次のタブでアイテムを選択する必要があります。
「収束精度」(Convergence)
「出力」(Output)
「犠牲要素」(Excluded Elements)
温度依存の材料特性を持つモデルの場合、温度依存の材料が指定されている場所には必ず構造温度荷重または MEC/T 荷重を定義することによって、モデルの温度を指定する必要があります。これらの温度荷重を含む荷重セットを解析に含めます。