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ユーザー定義解析について
「解析」(Analysis) メニューに表示される種類以外の測定や解析を作成するには、ユーザー定義解析 (UDA) を使用します。ユーザー定義解析は、希望する測定のために作成した一連のフィーチャーで構成されています。このフィーチャーは「構築グループ」と呼ばれます。構築グループは、測定を行うための定義とみなすことができます。この定義は、保存して再使用できます。構築グループを定義するには、解析フィーチャーを最後のフィーチャーとするローカルグループを作成します。
構築グループが最初のフィーチャーとしてフィールドポイントを持つ場合は、選択したドメインのあらゆる点またはフィールドポイントの全ドメイン上で実行できます。全ドメイン上で解析を実行すると、UDA はカーブやサーフェス解析として作用します。このために、ドメインの各点に一時的に作図が形成され、標準のカーブやサーフェス解析の結果に類似する結果が表示されます。UDA がフィールドポイントに基づいていない場合は、任意のほかの標準測定として適用できる単一測定が表示されます。
ユーザー定義解析を実行する際に関連する2つの主な手順を示します。
構築グループの作成 - 目的の測定に必要なすべてのフィーチャーを作成し、ローカルグループを使用してそれらのフィーチャーをグループ化します。構築グループを作成するには、最後に解析フィーチャーを選択します。
構築グループを適用して UDA を作成 - 実際の計算が行われます。「解析」(Analysis) > 「ユーザー定義解析」(User-Defined Analysis) の順にクリックし、「ユーザー定義解析」(User-Defined Analysis) ダイアログボックスを使用して解析を実行します。
UDA 機能を使用する際の規則と推奨事項
UDA を使用してカスタマイズした測定を作成し、モデルの特性を調査します。これらの測定を使って、ユーザー定義拘束を満たすモデルの解を探します。
以下の規則と推奨事項に注意してください。
UDA 構築グループ (フィールドポイント、データム平面など) を定義するために作成したジオメトリは、ほかの目的では使用しないでください。これらのフィーチャーは、標準のモデリングアクティビティには使用できません。
構築グループの作成後、これらのフィーチャーがモデリングに使用されないように、抑制してください。抑制されている場合、構築グループは UDA 用に選択できます。
構築グループフィーチャーを使用しないでモデリングを行うには、一部のフィーチャーを 2 回作成し、そのうち 1 つをモデリング用として、もう一つを UDA 用として使用します。