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レガシーデータムの使用
Creo Parametric 3.0 以前で作成されたモデルには次のタイプのデータムが含まれていることがあります。
アイコン
データムタイプ
説明
セット
平面と軸をマークするときに使用します。これはデータム平面と寸法に配置できます。
セットデータムタグアノテーション
このアノテーションはデータムフィーチャーシンボルとほぼ同じです。これは幾何公差アノテーションによってデータムフィーチャーシンボルが認識されるときと同じ方法で幾何公差アノテーションによって認識されます。セットデータムタグアノテーションはデータム平面、寸法、幾何公差内、またはジオメトリに配置できます。
データムへの ASME 規格と ISO 規格の影響
Creo Parametric 3.0 以前では、古いバージョンの規格である ASME Y14.5、ISO 1101、および ISO 5459 が使用されています。Creo Parametric 3.0 以前では、軸システムまたは仮想のジオメトリサーフェス上にデータムを配置し、幾何公差フレームからこれらを参照できます。
Creo Parametric 4.0 以降では、これらの規格のより新しいバージョンが使用されています。その結果、データムは実際のジオメトリサーフェスに配置するか、積重ねアノテーションとしてほかのアノテーションに配置するかのみが可能です。レガシーセットデータムを幾何公差から参照することはできません。幾何公差ではセットデータムタグアノテーションとセマンティックデータムフィーチャーシンボルアノテーションのみがサポートされます。このため、以前にセットデータムを参照した幾何公差間の接続を確立し直す必要があります。