アノテーション構成部品のサイズについて
次に示すアノテーション構成部品のサイズは、アノテーションのテキスト高さまたはシンボル高さによって駆動されます。
• 矢印の長さ
• 引出線のエルボウ
• 補助線のオフセット
• 補助線のデルタ
• 反転した矢印線の長さ
構成部品のサイズがアノテーションテキストの高さによって駆動されるアノテーションは、テキスト高さベースのアノテーションです。構成部品のサイズがシンボルの高さによって駆動されるアノテーションは、非テキスト高さベースのアノテーションです。ただし、シンボル高さが計算されたテキスト高さを上回る場合、構成部品のサイズはテキスト高さによって駆動されます。
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• 可変テキスト関連タイプのシンボルは、テキスト高さベースのアノテーションです。
• 固定、可変モデル単位、または可変図面単位タイプのシンボルは、非テキスト高さベースのアノテーションです。シンボルの高さは、シンボルの定義によって異なります。
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アノテーションのテキスト高さまたはシンボル高さを修正するたびに、現在の比率に従って、アノテーション構成部品のサイズが Creo Parametric によって自動的に更新されます。
「カスタム図面シンボル」(Custom Drawing Symbol) ダイアログボックスの「比率」(Proportion) ボックスに、比率属性の値が表示されます。
• 可変テキスト関連タイプのシンボルでは、デフォルトの比率が 0.6 で、「カスタム図面シンボル」(Custom Drawing Symbol) ダイアログボックスの「比率」(Proportion) ボックスは編集できません。テキスト高さやシンボルサイズを修正すると、Creo Parametric によって比率が再計算され、現在の比率に従ってアノテーション構成部品のサイズが更新されます。
• 非テキスト高さベースのアノテーションシンボル (固定、可変図面単位、可変モデル単位) では、シンボルを定義しているときに比率は定義されません。「比率」(Proportion) ボックスは空で、編集できない状態です。シンボルの定義が完了したら、「比率」(Proportion) ボックスに比率の値が表示され、編集できるようになります。この値を修正すると、それに従ってアノテーション構成部品のサイズが Creo Parametric によって自動的に更新されます。