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アプローチウォールの指定
ボリュームミリングでは、ツールは常にミリングボリュームの内部にあることになっています。しかし、ツールの側面でのみカットを実行する場合、つまり、材料の外側でツールをプランジさせる場合があります。「参照」(References) タブの「アプローチウォールサーフェス」(Approach Walls Surfaces) オプションを使用して、工具のアプローチと終了の際に越えるミルボリュームの側面サーフェスを選択できます。このサーフェスの選択ユーザーインタフェースは、ミリングの他のタイプのサーフェスの選択と同様です。
ミルウィンドウを使用する場合、ミルボリュームのサーフェスではなく、ウィンドウカーブ (開始平面上のウィンドウ外形) のエンティティを選択するよう求められます。選択したエンティティはツールアプローチの側面として使用します。
アプローチウォールを定義した場合、以下の図に示すように、これらのウォールを通り、外側の材料にプランジするアプローチ/終了が各スライスに作成されます。アプローチ/終了延長の長さは新規パラメータ "APPR_EXIT_EXT" (アプローチ/終了延長) とツール半径で定義します。
アプローチウォールを指定した場合、ミリングボリュームの外側にカット構築のアプローチまたは終了に使用するデータム点、軸、またはスケッチを作成できます。
プロファイルパスは、アプローチウォールとして選択したサーフェスに沿っては作成しません。
以下の図は、ボリュームミリングのアプローチウォールの指定を示します。
1. アプローチウォールオプションを使用してボリュームのこのウォールを選択します。
2. APPR_EXIT_EXT + CUTTER/DIAM / 2